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🐇side
あれからどれくらいだっただろうか。
ふと目を開けると、僕の周りを5人ぐらいが囲んでいた。
さすがにびっくりして「ひっ、」と声を上げると、
🍣「おはよ!しょう、大丈夫?」
🐤「しょうちゃん!頭とか打ってない?大丈夫?」
💎「わぁぁんごめんねしょーちゃんっ…」
🤪「俺も…すまなかった…。しょう…。」
🦁「しょう、大丈夫か〜?」
🐇「…??」
さっき出会ったオールスターが勢揃いだ。
やいのやいのと一気に言われてなにがなんだかわからない
ここもどこかも覚えていない。
🍣「お前ら一旦静かにしろ?w」
というないこさんの一言でぐっと静かになるこの場。
すごい。
🍣「改めて。しょう、いらっしゃい。
ここは無人屋。俺が営んでる店。で、こいつらは家族であり、従業員でもある。
しょうから見て左から りうら、ほとけ、俺、いふ、悠佑だ。
お前も今日から家族な。しょう。」
ぼくなんかが、そんな仲が良さそうなところに入っていいものなのだろうか。
🐇「…?💦」
🦁「まぁ、困惑するのも無理は無いよ。」
と。
🍣「…まぁ、そうだよな!
ひとまずみんなでご飯でも食べよ?
話はそこから!!」
ごはん…
ないこさんがそう言うとすぐ、たくさんの人が入れ替わってご飯を置いていく。
こんなほかほかしてて食欲をそそる香りのものが、この世に存在するんだ、と
とても衝撃を受けた。
🐇「ッ…。」
とても、おいしそう。
💎「しょーちゃん、隣で食べていい?」
🐇「あ…うん…もちろん」
お腹がすいてしまうから離れていようと思ったけど、そうはいかないみたい。
ぐぅ、となるお腹の音がならないよう、ぎゅっと握りしめるように掴んだ。
なるな、鳴るな…。
そう思っていても、体は正直。
ぐぅ、となってしまう。
我慢。
と決心した5秒後、
🦁「しょうの分、ここ置いとくな?」
と言いながら目の前に卓を置いてくれた。
僕の、分…??
🐇「…僕も、食べていいの…?」
🐤「もちろん!!一緒に食べよ?」
と言って、りうくんは僕の目の前の汁物の椀の蓋をぱかっと開けた。
ふわぁ、といい匂いが漂っている。
🍣「いただきますっていったら、しょうも言ってね?」
🐇「う…うん…」
🍣「じゃ、いただきます!」
4人『いただきます』
🐇「い…いただきます…」
おこめって、こんなにつやつや光るものなんだ…
照明に照らされてきらきらと光るおこめ。
ふわっと塩味を感じる汁物の香り。
海の近くの川でも見た事がある、貝殻がはいっている。
そして“刺身”と言われる生魚。
おこめが煌びやかすぎて、本当に食べれるものか疑ってしまう、
と思いながらぱくっと口に入れる。
🐇「ッ!!✨️」
🤪「美味しいか?w」
と聞かれ、思わず首を縦に大きく振ってしまった。
あまりの美味しさに、お箸を止めることが出来なかった。
そんな僕の姿を見て、
🐤💎「か…かわいい…」
と声を揃えて言う2人。
仲がいいんだろうな。羨ましい。
その2人のことを瞬きしながら見つめていると、
🍣「しょう、付いてる」
と言うやいなや、僕の口をぐっと拭ったものをそのまま口に運ぶないこさん。
🐤「!? 兄様なにやってんの!ずるい!」
💎「ないちゃんありえない!」
🍣「!?急になんだお前ら…!」
そんなにおこめ、食べたかったのかな
🐇「あの…
おこめ、まだあるので…良かったら…」
と言って差し出すと、全員揃ってきょとん、とした表情を浮かべた後、
『違う、そうじゃない…!』
と、揃って言われた。
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こっち投稿全然出来てなくてごめんね…߹ ߹💦
𝐍𝐞𝐱𝐭→はーこめしだいでいそぎまふ
コメント
18件
神作すぎて泣けてきた😭 続き待ってます!👍💕
続き楽しみすぎます!
ほぁぁッ⤴ 神作ありがとうございます😇👍💕