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最強な彼に愛されてII

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最強な彼に愛されてII

1 - 不安がいっぱいの新婚生活

2025年03月14日

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《愛優said》


───「愛優が卒業したら、俺と結婚してください」



そう言われてから、 私は無事高校を卒業し、 つい、一ヶ月前に念願の 翔流のお嫁さんになりましたーっ!!!



念願の本城 愛優ほんじょうあゆ になれたのです。

ついにこの日がやってきたかって感じだったし、 結婚したてはお互い好きを伝えあって、誰が見てもラブラブでめちゃくちゃ幸せだった。




でも、最近の 翔流は毎日会社に行って、若いながらも会社の 社長として社員さんをまとめて大変そう……。




帰ってきたらギューって 抱きしめてくれるんだけど、 それだけじゃ足りないっていうか……なんというか。

だって、結婚式以来キスだってしてくれないし……。




こんなに好きなのは私だけなのかな? って思ってしまう。



あ、翔流っていうのは私の大好きな人で本城 翔流ほんじょうかける


見た目も完璧、 中身は俺様。


“鬼龍”という日本一の暴走族の総長をしていた。

今は、若いながらも周りのみんなに支えてもらい、起業して自分の会社の社長を務めている。



ちなみに私は一応専業主婦として生活している。



高校も卒業したことだし、働こうかと思ったんだけど、 翔流が猛反対するから結局働けないまま。


はぁ……。

かといってすることはないし正直 暇な時間が多い。



「そろそろご飯作ろっかな~♪」


翔流はどんなに遅くなっても 私のご飯を食べてくれるし、 “美味しい” と笑っていってくれるから作りがいがある。



今日は~〜 翔流の好きなオムライスにしよっと♪


鼻歌を歌いながらルンルンな気分で夕飯の支度をする。



あ、ヤバい……。

もう、卵なくなっちゃった。


明日も使うつもりだったのに。


仕方ないなあ。スーパーに買いに行くか。



そう思って、私は近所のスーパーまで卵を買いに行き、そのまま 買い物を済ませて、お店を出た時だった。



「え……」



――ドサッ!

わたしは思わず、手に持っていた袋を落としてしまった。


だって、私の目に映ったのは、



────翔流が綺麗な女の人と歩いていた姿だったから。



仕事付き合いかな……?


でも、楽しそうに笑ってる。


私は泣きたくなる気持ちを抑えて 袋を持って、走って家まで帰った。


翔流は私を裏切るの……?



つい、昔の嫌な記憶が蘇る。



「っ……やだよぉ……」



あの女の人綺麗だったな……。


翔流はその人のところに行っちゃうの?


その時、 自分の薬指に嫌なくらい眩しいくらいキラキラと光る指輪が目に入った。


そうだよ……。

私の大好きな翔流は裏切ったりしない。

そんな酷い人じゃない。


翔流から貰ったこの指輪をはめられるのは この世界で私だけだもん。


だから、大丈夫だよね……?

翔流はちゃんとここに帰ってきてくれるよね?



そう思い、出来上がったオムライスを机の上に並べた。



さっき作ったばかりのオムライスをじっと見つめる。


翔流のオムライスには



“LOVE♡”



と、書かれている。 私が書いたんだ。


でも、今はそんな文字も グシャグシャにしてしまいたいほど辛いし、胸がぎゅっと締め付けられて苦しい。



「翔流、遅いな……」


いつもよりも帰りが遅いから 余計に不安になる。

もし、帰ってこなかったら……?

朝帰りだったらどうしよう。



ピロリンッ♪



静かな部屋にうるさいくらい電子音が鳴り響いた。



翔流かな……!?


そう思い、私は急いでメッセージアプリを起動させた。


でも、すぐに開かなきゃ良かったと後悔した。



【今日、夕飯いらない】



そんなぶっきらぼうなメッセージは 私の気持ちをどん底まで沈めたうえに不安をもっと大きくした。



【わかった】



そう返信して、スマホ を乱暴にソファーへ投げつけた。



こんなのただの八つ当たりだったわかってるけど……。


どうして?

こんなこと初めてどうしたらいいのかわからない。



翔流はいつも私を大事にしてくれてた。



それが私にもわかるほどだったから、 周りの人からしたら余程、 溺愛されてるんだと思うぐらいだったと思う。


だからこそ、不安が大きくなる。




「ねぇ……どうして……っ?」



不安からか涙が溢れてきて しばらくは止まりそうにない。



“また、裏切られる”


そんな思いがブワッと心に溢れてくる。


やっと信じれた人なのに……?



怖い……。



私はご飯を食べる気も無くなって ご飯も片付けずにただただ泣き疲れて テーブルに顔を伏せたまま、寝てしまった。

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