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flower cafe。 小我太。
「、、本当に店の裏なんかでいいのかな、、」俺はそう首を傾げた。「、、好橆帰さんがそう言ってたんだろ、、店の裏に骨は埋めてくれって、、」風磨はそうしゃがみ込み、骨を埋めた土を見つめた。「、、、、」、、好橆帰さんが、、「、、、、」、、阿蚋、、
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flower cafe。 狂唖。
ピッ、、「、、、、」俺は体重計に乗り、表示された数値を見た。「、、え」、、何この数値、、「、、何で、、ん??」俺は布団鏡に映る自分を見た。「、、あ」
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flower cafe。 1階。
「、、本当だ、、首の一部が黒くなってる、、」小我太はそう俺の首を触った。「やっぱり、、??ねぇ、俺の体変だよ、、前よりここにいるからご飯も食べてるはずなのに、大丈夫も3キロ落ちてた、、傷ももう治ってるのに上手く動けない、、」「、、どれも全部蝶化凱のせいだよ」小我太はそう俺の隣に座った。「、、やな能魔、、制御もできないし、、」安易に人に触れることもできない、、この先誰にも触れないのかな、、養成にも、梵にも、、部下にも、、「、、墻音、、」「、、、、」すると「あ、狂唖まだいる」「、、まだって何、、」俺は側に来た養成にそう言った。「狂唖会社行かなくていいの??」「ん〜、俺は頑張ったからもう良いんだって〜」「え、狂唖組織辞めるの!?」「え、いや、、そういう訳ではないんだけど」「、、ねぇ、狂唖〜、次いつになったら墻音に会える、、」そう養成の1人が俺に聞いた。「、、歌星は明日帰ってくるって言われたけど、、いつだろうね」「ん〜、早く会いたいね」「、、そ〜だね、、」
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flower cafe。 風磨。
「ヤンデンジャン」加四六はそうかたごと口調で発した。「狂唖って他人に依存する性格よな、、だから病むんだよ」俺はそう言った。「んー、、でも今回のは他人との病み度が違い過ぎる、、精神の負担が直接身体に影響を与えてるんだから、、」小我太はそう肩を下ろした。「、、、、」、、墻音が早く帰ってこれればな、、。「、、よし、、それじゃあ、やるか」「、、??何を??」俺は加四六に聞いた。「何って、、狂唖の能魔制御の特訓だよ」
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加四六は狂唖に気づかれないように狂唖の肩に手を伸ばした。加四六が狂唖に触れた次の瞬間、、ビリッ!!!!「、、!?」「、、!!痛ぁ!?うわぁぁ!!!!」「加四六!?」「え、え!?何!?急に触んなや!!」狂唖は加四六に怒鳴りつけた。「ちょ、あ、痛いわ、、かなりビリッときた、、」「蝶化凱のエナジードレインは雷の力で行われてるからな、、」小我太はそういうと狂唖の肩に手を触れた。「ちなみに俺は、重力操作のおかげで狂唖のエナジードレインが効くことはないんだけど、、でもまぁ、多少は効いてる気がする、、」「小我太でも多少ピリッとくんのか、、」「何か人によるらしいね、、嫌いな人に触られるほど威力が勝手に増しちゃうらしい」「、、へぇ、、」すると加四六は俺の顔を見た。「、、??なんだよ」「、、風磨、狂唖のこと触ってみろよ、、多分死ぬぜ??」「あ??」「いや、嫌われてるから」「ハァァ!?誰がコイツ(狂唖)の能魔で死ぬか!?」「じゃあ触れよ」「そりゃ、遠慮しとくわ」「え、何しに来たの、、」狂唖は首を傾げ、加四六の方を見た。「何って、、お前の能魔の制御できるよう協力しようと思いまして」加四六はそう言い、「、、か、簡単に言わないでよ、、お前(加四六)だって能魔の制御するのに何年もかかったんだろ、、蝶化凱は謎の多い能魔だし、、」「でも、梵はそれを制御できてたんだろ??それなら狂唖にもできるんじゃない??」小我太はそう言い、狂唖の顔を見た。「、、それは、、梵の方が能魔の扱いは上手だったから、、」「、、確かにそうだけど、、」すると「、、そんな、、制御できなきゃ、お前もう一生誰にも触れらんねぇぞ」加四六はそう言い狂唖の顔を覗き込んだ。「触れるって、、別に誰かに触ってたい訳じゃ、、」「ハアァァ!?四六時中墻音にベタベタだったのに急に触れなくなるなんて無理だろ!?」「ハイ!?」「さんじゃあ、もう良いもーん!!一生墻音に触れず生きてろよぉ!!」加四六はそう狂唖を指差した。すると、、「、、な、、何でそんなこと言うの!?」狂唖は加四六を怒鳴りつけ、椅子から立ち上がった。「ハァァ!?だって誰にも触りたくないんだろ!?」「言ってないそんなこと!!」「いいや、言ってました〜!!」「言ってないもん!!こんな能魔すぐ制御できるわボケェ!!」「落ち着けお前ら」
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3時間後。
「、、え、凄え、、」加四六は蝶化凱の回復能魔によって全身の傷が治ったことに驚いた。「しかも何か変な力漲ってる、、今なら月壊せそう」「やめろ」小我太はそう言い狂唖に近づいた。「回復能魔は使いこなせるようになったね、、後はエナジードレインを無意識のうちに発動しないようするだけか、、」「俺天才だから後2分あればいけるぞ」狂唖はそう言い椅子に座った。「、、早く使いこなせると良いな、、」「、、、、」すると、、「狂唖」「、、??あらま、、歌星」店の扉から養成と公園から帰って来た歌星の姿があった。「狂唖ただいま〜!!」「ただいま〜!!」「お〜、お帰り〜、手洗いうがいしてこい〜」「ハ〜イ」「、、んで、歌星はどうしたん??」加四六はそう歌星に聞いた。「、、遊馬から連絡が入った、、浜岡町で再び怪物が何体も現れたらしい」「え」「、、、、」「すまないが墻音の帰りがいつになるかわからないそうだ、、俺が明日帰ってくるとか言って変な期待持たせて悪かったな、、」そう歌星は狂唖に言った。「、、、、」「、、狂唖、、」
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1時間後。
「うん、無事病んでる」加四六はそう言った。「、、そりゃな、、大丈夫なの、墻音君、、ここんところ寝かず食わずで働いて、、」小我太はそう歌星に聞いた。「大丈夫じゃないだろうな、、それにピエロと戦ってクロとも戦ってたんだ、、墻音も無事じゃないだろうに」「、、凄いな、、墻音の精神力と体力は、、どっから元気湧いてんだ、、」「、、さぁな、、」
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flower cafe。 2階。 狂唖。
「、、、、」、、首黒いの増えてる、、「、、、、」メール送ってるのに返事も来ない、、既読すらついてない、、「、、、、」どうしよう、、このまま帰って来なくなったら、、「、、、、」何でこんな妄想ばっか、、すると、、プルプル、、!!プルプル!!「、、ん、電話、、??」俺はスマホの画面を見た。「、、!?墻音??」俺は電話に出た。「も、もしもし??」『ん、あ、もしもし狂唖さん、、ごめん、LINE今見た、、』「え、いや、俺もごめんなさぃ、、忙しいのにいっぱい送って、、」『、、、、』「今電話して大丈夫なの、、」『ん??あー、、実は少し深傷負って、、遊馬さんに一旦寝てろって言われて』「、、!?え、き、傷!?」『そんな大したことないんですよ、、ただ前ピエロにやられた時と同じところに傷があって、、死にはしませんよ』「、、ね、寝なくて大丈夫なの、、ご飯は、、た、食べれてるの、、」『、、正直、今すぐ寝たい、、こんなすぐ寝れそうなのは初めて、、飯だって最近カップ麺ぐらいしか食ってねぇし、、』「え、じゃあ」『でもそんな事より狂唖の声聞きたかった、、こんな疲れたの初めてだったから、、』「、、??」『癒して欲しかった、、』「、、、、」俺の声で癒されるのか、、??『狂唖、お願いがあるんだけど、、』「、、??は、ハイ??」『俺が帰ってくるまでLINE送り続けて欲しい、、未読になったり、返信できなくて未読スルーしたりするかもしれないけど、、』「え、あ、わ、わかった、全然大丈夫、、楽勝、、」『ハハ、ありがと〜、、狂唖の方は俺になんかして欲しいことある??』「え、、」『、、??』「、、いっぱい寝て欲しい、、」『、、ハハ、そうします、それじゃあ』「うん、また、、」ピッ、、「、、、、」切れちゃった、、もう少し話したかったな、、でも墻音疲れてるからな、、寝かせてあげないと、、「、、、、」俺はふと、枕の側にある墻音の組織コートに目を向けた。「、、、、」、、着るのは流石に気持ち悪いと思って着なかったけど、、「、、ちょっとだけならいっか、、ちょっとだけ、、」少しだけ、墻音の匂いが残ってるなら、、「、、まだ我慢できる、、」