テラーノベル
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愛鍵と罠 。
hkyg
hk「」
Message ‹›
yg『』
Message «»
Other []
※ hk 裙 ストーカー 、 めんへら 化。
※ 🔞 有 。
※ 少 ygjs 有
※ アイドル 設定 。
※ 地雷さん 👋
yg side
[ねー今度また旅行行こうよ]
『いいよ、何処行く?』
[温泉とか]
『あーいいね、そうしよ』
いつもの樣に楽屋でjsと次の旅行の話をしていた。
だけどどこからか、痛い視線が浴びせられる。
誰だと思い楽屋を見渡す。
jr。スマホをいじっている。
tigとsn。雑談をしている。
js。温泉のパンフレットを見ている。
hk。本を読んでいる。
見れるのはjrとhkか。
だがお互いスマホと本に集中していて此方を気にする素振りすら見せない。
気の所為か、と思い、jsとの会話に戻る。
[ここの温泉はどう?]
『あれそここの前行ったじゃん』
[あれ、そうだっけ]
[じゃあここは?]
『お、いーじゃん。行こ行こ』
また、誰かに見られている。
jsの話を聞いているふりをして後ろを向いた。
特に何も違和感はない。
一度目線をjsの方に戻し、こっそり鏡を見る。
一瞬だけ、鏡越しにhkと目が合った──気がした。
その日の帰り道。
家に徒歩で帰るところだった。
後ろから、昼間の痛い視線が突き刺さる。
振り向こうと思った。が、今振り向いてはよくない気がしたので、スマホの画面に目線を戻した。
jsとのメール。最後に来たのは3分前。[次の旅行の日程決めたいんだけど、いつ空いてる?]という事務的なようで娯楽的なメッセージ。
『15日と29日と来月の6日なら空いてるよ』と送る。
「…あ、ygじゃん」
不意に後ろから声をかけられ驚く。
振り向くと、hkがいた。
『お、hk』
違和感に気づくのに数秒掛かった。
それが遅れとなり、気付いたときにはhkに捕まっていた。
「ねえ、最近ygが構ってくれなくて寂しかったんだよ?ほんとに俺のこと好きなの?」
『は、?付き合ってもないのになんでそんなこと聞くの?』
「俺がygのこと好きなんだもん。俺が好きだからygも俺のこと好きでしょ?」
『…なに言ってんの、hkなんかおかしいよ?』
「おかしい?…っふは、おかしいのはygじゃないの?俺の気持ちに応えてくれないし」
「ねえyg、jsじゃなくて俺じゃダメ?」
答えられなかった。
hkは大事だ。大事なメンバーだけど、jsとどちらのほうがいいかなんて決められない。
わからなくなったから、其の日は無理やり一人で家へ向かった。
hk side
「ねえyg、jsじゃなくて俺じゃダメ?」
そう放った俺の顔は、恐らく非常に歪んでいたと思う。
無理やり作った笑顔。それが返って恐怖になるかも とか、思わなかった。
でも、遅かった。
ygに、逃げられた。
家に向かって走り去っていくygの背中を見送りながら呟いた。
「yg、明日家で待ってるね」
ygに届いていないことを願いながら。
此の日は、俺以外全員仕事があった。
大好きなygは夜まで帰ってこない。
──時間は十分にある。
まず、ygが家を出るタイミングで俺も家を出る。
ygはいつもの10時集合であれば7時16分にドアを開ける。
…ほら、やっぱり今日も7時16分だった。
そして、ygはいつも通り山手線に乗って、途中で副都心線に乗り換える。
そこから少し電車に揺られて、後は徒歩。
これがいつものygのルーティンになっている。
少し時間を置いてから、8時にygの家にお邪魔する。
潔癖な彼の家にお邪魔するのは少し申し訳ないが、愛するygの為。
まずリビングのテーブルにプレゼントのマグカップを置く。
そのあとはキッチンに向かい、晩ご飯の料理をする。
煮込んでいるから、今は休憩時間。
先程のマグカップの側にメモ書きを置いておこうと思った。
そうこうしているうちに、気づけば13時になっていた。
あと10時間でygが帰ってくる。それまでに準備をしなければ。
料理をキリの良いところまで進め、火を止め、洗い物を片付け、鍋に蓋をする。
それからエプロンを外してきっちり畳み、とりあえずソファに置いておく。
そして靴を履き、鞄を持ち、家を出た。
yg side
今日は収録が思ったより巻いて、2時間早く帰り支度ができた。
家に帰ったら何を食べようか。そんな呑気なことを考えながら歩いていると、jsからメールが来た。
[hkが「今どこ?」だって]
[なんか会いたいって言ってる]
一瞬、口から声が出そうになった。
は?
昨日hkが偶然を装って俺の前に現れたのに、そんなこと気にもせず遊びに誘うというhkの神経はよくわからない。
が、此の後はどうせ暇だし、会おうと思った。昨日のことについても話し合わないといけないとも思った。
jsに、
«帰る途中で会えるよって送っといて»
と送信して、スマホをポケットにしまった。
数分後jsから、
«hkが‹⚬⚬公園今から来れる?›だって»
と送られてきた。もちろん了承した。
待ち合わせの時間ちょうどに公園に着いた。
hkの姿は見当たらなく、取り敢えず目立つ街灯の下で待つことにした。
と同時に、
«着いたよ。hkあとどれぐらいで来れそう?»
とメールを送った。すぐに既読がついた──わけではなかった。
5分経っても、10分経っても、公園に来るどころかhkはメールに既読すら付けない。
余程急いでいるのだろうか。
あと15分だけ待つことにした。
あっさり信じた俺が馬鹿だった。
hkは端から来るつもりなどなかったんだ。
なのに俺は30分も待たされた。
もっと疑うべきだと後悔しながら、家へ向かう。
マンションの部屋の前まで来ると、なにやらいい匂いが漂ってくる。隣人だろうか。
そう思いながらドアを開け、電気をつける。
廊下を進み、リビングの電気をつけた瞬間、見覚えのないマグカップが目に飛び込んできた。
部屋に合っているカップの色合い。誰が置いていったのだろうか。いや、抑家族が入れるわけがない。鍵を渡した覚えはないし、メンバーも来ると一言も言ってない。それ以前に合鍵は家の中にしかないはずだから、誰も勝手に入ることができない。
泥棒だとしてもおかしい。どこも荒らされていない上に、プレゼントにマグカップを置いていくわけがない。しかも丁寧にテーブルの上に。
よく見ると、マグカップの側にメモ書きがあった。
『…「いつもありがとう、お礼にマグカップをプレゼントします。大事に使って下さい」…?』
メモ書きの内容を音読したものの、意味がわからない。
署名がない上に、筆跡も見たことがあるかないかわからない。
「…ねえyg、気に入ってくれた?」
後ろから、甘く低い声が降ってきた。
躰に鳥肌が立った。誰だか見当がついた。hkだ。
嫌と云う程聞いてきた、hkのあの声。
『…なん、で……』
「なんでって、ygのことが好きだからに決まってるじゃない」
笑いながら答えるhkの瞳には、何か危険なものが宿っている気がした。
もっと引きずり込まれそうな感覚。hkのペースに呑み込まれてしまいそう。
「ねえyg、プレゼントだけじゃ物足りなかった?」
『え?』
「…そっか、物足りないよね。ごめんね」
強制的に物足りない設定にさせられる。
プレゼントすら要らない と言うとhkが何か好からぬ行動を起こしてしまいそうなので、喉まで出かかった言葉を生唾と一緒に飲み込んだ。
「こんなマグカップだけじゃ気持ち伝わらないって思うのも当然か」
はは、と少し自嘲するhk。
プレゼントは要らない と言っても言わなくても結果は同じだった樣。
どうせ此の後押し倒される。
そう、思っていたのに。
「…ごめんね、yg」
予想外の言葉だった。
謝られた。hkに。ストーカーに。
少しだけ緊張の糸が緩んで、安心したような感覚に陥る。
「…まじごめん、yg。」
「限界だわ」
『っあ”♡♡まっ、hkっ”ぉぁ!?♡♡♡”』
「んふ、かーぁい♡」
「がくがくしてんじゃん」
hkが嘲笑う。
怒りが爆発しそうになった。が、その怒りも嘲笑もぜんぶ、ぜんぶ快感へと変わっていく。
『ゃ、あ♡♡”“すと、っ”ぷ♡♡♡だぇ、゛♡♡』
「ほんとに?止めちゃっていいの?」
『…っう”ぅ♡♡ぃじわ、ぅ♡♡♡゛』
「いじわるでいいよ、♡」
なんなのこいつ。ほんっとムカつく…♡♡
hk side
『んぁ”♡♡っふ、ぅ゛♡♡』
ygが涙を流しながら懇願するような、でも睨むような瞳で此方を見る。
あー、かわいい…♡
「ねえyg、ストーカーに犯されて惨めだとか思わないの?笑」
『へ”あ??♡♡♡゛んん、ぅ”♡♡』
なんもわかってないygも愛らしい。
『hk…ッ”♡♡きすしぇ”“♡♡♡』
唇を尖らせて接吻を求めてくるyg。
これ、完全に堕ちてんな。
情事の後、ぐっすり眠っているygの頬に優しくキスした。
そしてシーツを替え、ygには服を着させて髪を整えてあげて、深夜2:30、ygの家を出た。
今日は世界で一番幸せな日になったと思う。
ygの隣に居られる資格を貰えた。これ以上嬉しいことはない。
そう思いながら帰路についた。
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す っ ご い 好 き で す