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みなさまお久しぶりです。
天翔です。
あれから何年か経ちました。
無事に高校も卒業して、今は就職しています。
あれからちびさん達には会えていません。
メールで繋がってるけど、連絡は取っていません。
それぞれできっと忙しいのは分かってる。
でも、たまに小説アプリを観ると、ちびさんはずっと活動を続けている。
何年経っても続けている理由が分からない。
忙しいのに続けるのは大変なはずなのに。
でもある日一つの投稿が目に入った。
「私の伝えたい事」そう書いてあった。
内容はこうだ。
「みなさまこんにちは!」
「私には活動を続けている理由があります。」
「それは、私が中学生の時にネットでたくさん
関わってくださった方にもう一度会う為です。」
「みなさまは天翔様という方をご存知でしょうか?」
「私が活動を続けたいと思えたきっかけをくださった方です!
「今はお会いできていませんが、もし観てくださっていたら嬉しいです!」
「最後に一言だけ言わせてください!」
「天翔様!愛しておりますよー!」
「それではまたお会いしましょう♪」
ここで終わった。
あぁ、変わってないなぁ。
中学生の頃から出会って、ネットでの活動を観ても、ずっと変わらないままだった。
その元気な所も、大人になったら変わるはずなのに…
勇気を出して、連絡を取ってみるか…
咄嗟にそう思った。
「ちびさん、お久しぶりです。良ければお話ししませんか?」
もしかしたら気づいてくれるかもしれない。
そう思ったから。
何分か待ってみると、通知音が鳴った。
「天翔様ー!お久しぶりでございます😭!もちろんです!
いっぱいお話ししちゃいましょう!」
知らぬ間に涙が溢れた。
やっぱり…変わってないなぁ。
でも良かった。人は良くも悪くも変わってしまう。
仲良くしていても知らぬ間に関係が離れていく事もある。
でも、この人だけはずっと信じて待ち続けていたんだ。
僕達が忘れようとも、この人はずっと変わらず活動を続けていたんだ。
そういえばふと、思い出した事がある。
ちびさんは
「大人になったら会いたいですね!」
そう良く話していた。
今僕達は大人。
自分の管理くらい自分で出来る。
なら、会って良いのかもしれない。
「ちびさん、良ければ今度東京駅でお会いしませんか?」
そうメールを返した。
ちびさんは忙しいかもしれないが、聴かずに判断するのは違う気がしたから。
「良いんですか!?もちろんです!いつでも私は大丈夫です!!」
そう返信が来た。
むしろ嬉しそうなちびさんのメッセージに、自然と笑顔になった。
すると一つのメッセージがまた来た。
「あの…突然なんですけど、私も一緒に行っても良いでしょうか…?(>人<;)」
yuiさんだった。
もちろん良いに決まっている。断る理由なんてない。
「もちろんです!一緒によろしくお願いします!」
そうメッセージを返した。
「yui様ー!お久しぶりです!!お元気そうでなによりです!」
ちびさんも嬉しそうだった。
だから、レミリサさんと天悪さんにも声を掛けてみた。
すると二人も喜んで了承してくれた。
だから久しぶりに会うみなさんに、嬉しさと緊張が襲って来た。
東京駅で待っていると何処からか走ってくる音がした。
その人は走って来て、隣で誰かを待っていた。
そしてそれと同時にメッセージが来た。
「着きました!いつでもお待ちしてます♪」
ちびさんからだった。
「ありがとうございます😊僕も着きました!」
そう返信した。
よく考えてみれば僕の隣には一人しかいない。
待ち合わせ場所はここで間違いない。
となると隣にいる女性は…
僕 「あの…ちび…さん…ですか…?」
??? 「はい…えっ?天翔…様…?」
僕 「はい!天翔です!」
ちびさん 「えーーーーーー!?これは大変失礼致しました!
気付かなくてすみません!」
思った通りちびさんだった。確かに昔言っていた。ちびさんはショートヘアだと。
僕 「いえいえ!僕こそ気付かなくてすみません!」
すると何処からか声がした。
??? 「お二人ともーー!」ビューン!
僕•ちびさん 「速っ!?」
僕 「この運動神経の良さ…まさか…」
ちびさん 「天悪様!?」
天悪さん 「はい!そうですよ!お久しぶりです!!」
ちびさん 「わぁーーーーーー!天悪様!お久しぶりです!!お元気でしたか!?」
天悪さん 「はい!元気いっぱいですよ!」
??? 「天悪さん!速すぎますよ〜!」
??? 「先輩!お待ちをーーーーー!」
天悪さん 「もうお二人とも!私はこれでも体育教師ですよ!速くて当然です!」
ちびさん 「え!?天悪様学校の先生だったんですか!?」
天悪さん 「はい!中学校の教師ですよ!これでも体育担当です!」
僕 「なるほど…通りで速さが増した訳だ…」
天悪さん 「yuiさん!バテないでくださいよ!」
yuiさん 「は…速いぃ〜…」
レミリサさん 「う〜…デザイナーに運動は真逆だからキツい…」
ちびさん 「え!デザイナー…?」
レミリサさん 「はい…!一応デザイナーです…!」
僕 「yuiさんのご職業は…?」
yuiさん 「イラストレーターです…!これでもいろんな方に依頼を貰ってます…!」
ちびさん 「流石ですね…やっぱり美術の評価5は違いますね…」
レミリサさん 「天翔さんは何をされているんですか?」
僕 「僕はIT系のお仕事に就いております」
ちびさん 「うわーん!(*´Д`*)イケメンで勉強できる人は違うよー!」
yuiさん 「そういえば次期若社長とかなんとか…」
ちびさん 「あダメだこれ勝てねぇ( ^ω^ )」
ちびさん 「私はカウンセリングの先生なるために大学行ってるのに…」
レミリサさん 「良いじゃないですか!?何で哀しそうなんですか!?先輩!」
ちびさん 「いや俺じゃ無理かなぁって…」
天悪さん 「大丈夫ですよ!カウンセリングの先生素敵です💓」
ちびさん 「なんて良い人達なんだ…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
yuiさん 「良し!何処かでお茶しましょうよ!」
レミリサさん 「さっすが先輩!そこでいっぱいお話ししちゃいましょう!」
天悪さん 「よーし!行きましょう!」
ちびさん 「みなさん!」
全員 「ん?」
ちびさん 「今日はこんな素敵な時間を作ってくれてありがとうございます!
楽しんじゃしましょう!」
全員 「…!はい!」
ちびさん 「天翔様」小声
僕 「はい!」
僕 「…!ふふふ、ありがとうございます」ニコッ
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
本日は天翔様のリクエストで番外編を作らせて頂きました!
書いていてとっても楽しかったです!
私の完全なるイメージで作らせていただきました。
そしてこれは私の理想でもあります。
いつか本当にお会いしたいと思っています_:(´ཀ`」 ∠):(←冗談抜きで)
大人の私よ…頼んだぞ…!
前回はレミリサ様からもリクエストを頂きました!
本当にありがとうございました♪
まだまだリクエスト募集中です!ぜひよろしくお願いします!
それではまたお会いしましょう♪
みなさま大好きです❤️
コメント
11件
番外編感謝感激です😭💕✨ 皆さんそれぞれの道を辿って幸せに暮らしてほしいものですね! 私も大人になったら皆さんとリアルで会ってみたい、、、!けど大人になったらカナダに帰るかもしれない話が出てるので難しそうです😭😭😭せめて会ってから帰りたい🥲︎🥲︎
僕も本当に大人になって皆さんに会いたいですね!☺️IT系だと!?こんなバカな僕がそんな職業に、?リアルであってほしい_:(´ཀ`」 ∠):リクエストに応えてくださりありがとうございました!!最高でした!🥰
番外編最高ですぜ✨️!大人の私達ですか…大人になってもテラーを続けてたいですね!