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もう泣かせる天才やん、(褒めてる
ピギャァァァアアアッッッ!!(泣) なんでぇッッッッッッ!!そんな感動する物語作れるんですかァァァァッッッッッッ!!
日常組短編小説ノベル版2
クロノア視点
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チクタク、チクタク……秒針の音が聞こえる
俺、クロノアは今、友達のぺいんとの病室にいる
理由は、ぺいんとのお見舞い
ぺいんとは脳の病気があって、記憶がどんどん消されているらしい。
だから、簡単に直せるものじゃない。って言われてた
もう既に幼少期の記憶は消されているらしい
ぺいんとは昔から病弱だった
だから、家から出られないことが多かった
だからしにがみ君とトラゾーでよくぺいんとの家に遊びに行っていた
その頃はまだ記憶があったし、まだ元気そうだった
その時はまだ大丈夫と思っていた。
─────思っていただけだった。
脳の病気は一気に悪化していって、ぺいんとの容態が急変した。
いつも寝たきりで目を覚ますのはだいたい1週間に1度
怖かった。
ぺいんとが死ぬのが、大切な人親友が死ぬのが
『病気治してまた活動再開しような!』
って約束した。
でも…………俺もぺいんとも、少しだけ諦めていた
ぺいんとは分かっていたらしい
もう先は長くないと
俺は日常組のコメント欄をよく見る
その時アンチコメントは全く見つからない
みんな優しいんだなって最初の方は思った
でも、違った。みんなが優しいのは本当
アンチコメントは、ぺいんとが一生懸命削除していた
俺達が傷つかない様に──
ぺいんとの生きている最後の日
ぺいんとはこう言った
「今までありがとうございました……また、来世で」
酸素マスクを付けながらも笑う君の笑顔に
次第に、光がなくなっていった
俺は、もう息を引き取った親友に言った
「また、来世で会うからな」って────