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こんにちわー!と言える時間じゃないんですがね。まあ、ど深夜ですは書いていきます。それではどうぞ。
「どーしたら迷子になるんだよ。」
「お前の説明が下手くそなだけだろ。」
「それはごめん。」
こんなにこやかな会話をしているが、いまだにしずくはなつ君に抱きつかれたままだ。そろそろ離して欲しい。
「そろそろ着くよ。」
「ほんま!」
「うん」
「しずくは会うの初めてだもんな。」
三人で話しているといきなり、遠くから大きな声がした。
「おーい」
初めて聞く声だった。
「巫胡(みこ)!」
成程、あの目立つ黄色い髪の子がみこ、と言うのか。そのすぐそばにいる緑髪のおっとりした子が樹海(じゅか)かな?(事前になつきからある程度は聞いています。)そんな予想をしていると、不意に声をかけられた。
「この子がしずくちゃんいうんね。」
バリバリの関西弁。まぁ、しずくも京都出身といえれど関西弁と京都弁は微妙に違うのである。あまりこだわるつもりはなかったので、とても親近感の湧いた子だった。
「そうそう」
「俺はみこって言うんよ。よろしく!」
「よろしくお願いします!」
「2人とも元気がいいなぁ。あ、俺はじゅかっていいます。よろしくね。」
「こちらこそ!」
「なんかうるさくなりそうだな。」
「だね」
ハッと、した。なつ君が先ほどからずっと喋っていない。どうしたものかと振り返るとそこには、とても不機嫌そうななつ君の顔があった。
「なつどーした?」
「別に何も。賑やかだなと、思っただけ。」
嘘つけ!100%嫉妬してただろ。
「しずくはなつ君だけだから安心して?」
そう耳元で囁くとすぐにご機嫌に戻った。なつ君って案外単純なのかもしれない。まぁ、そんなところも可愛いんだけど。
「ねぇ、俺お腹減ったぁ。」
「そーだねみこちゃん。もーお昼だもんね。俺もお腹減ったなぁ。」
「んじゃ、ご飯食べに行くか。」
そうして、いろいろな店をまわり、お菓子を食べ、服を買いなどとして1日が終わった。
「もう、夜か。」
「そろそろ解散する?」
「確かにいいぐらいなんじゃない?」
「解散するか。」
「バイバーイ。」
いつもに増して楽しかったと、思いながらなつ君と同じ道を歩く。
「なぁ」
不意になつ君が口を開いた。
「しずくは俺のこと好き?」
「⁉︎」
唐突な質問に驚いた。
「しずくは…好きだけど…なつくn」
しずくがいい終わらないうちになつ君が口を開いた
「付き合って?」
「いいよ。」
もちろん、しずくの返事はOKだった。これからの人生楽しくなりそうだな♪そう思うしずくの足取りは、前よりもずっと軽いものだった。
はい!これで終わりです!ではでは、新作でお会いしましょう!あと、ですね。フォローありがとうございます♪マジで嬉しいです。これもまた番外を編書くかもしれないのでこれからもよろしくお願いします。バイバーイ