「ッッッ……………冷たいです。」
男子トイレの一室、フョードル・ドストエフスキーは冷酷なパープルサファイアを男達に標準を合わせ歪ませた。
その理由は紛れもなく、トイレの水を掛けられたからだ
日常的にドストエフスキーはクラスメイトからいじめを受けていた
勝手に机や私物を取られたり壊されたりするのは当たり前。
酷い日には弁当の中身を全て捨てられたり殴られることもあった
虚弱体質であるドストエフスキーには精神は大丈夫だとしても体は大分限界を迎えていた
「コーリャ!!w見ろよwwあいつwww俺の彼女寝取ってwwwたかが本一つズタボロにされただけでw立ちすくんでるぜ?wwwwww泣いてママに買って貰えよwwwwww」
「……………あ、うん…そう、だね、………、」
事の発端は、クラスでの人気者であるニコラーシャとの距離が近いという事だ
僕たちは所謂幼馴染で、愛称で呼び合う仲と言う事に苛ついているのだろう
そんなに騒いでも、僕たちの関係は崩れないのに。
散々な生活でも一つだけ心の支えもある。それは僕を見殺しにしている一人でもあるクラスメイト達からの人気の的、ニコラーシャを抱くことだった。
元々お互いの家に行くような仲なので、いじめを見て見ぬふりをしている罪悪感を煽れば彼は簡単に言いなりになった
「あぁ♡♡ッッふ♡♡♡♡ゅるじて♡♡♡きもぢい♡♡♡♡♡♡」
とちゅ……………♡ぱちゅ……………♡♡♡♡
彼も僕も思春期真っ盛りで、どんなに灼熱の空気に体力を蝕まれようともひたすら行為に耽った
てっきり蠱惑的な外見と身体付きをしている彼だから行為をしたことあるのだろうと思っていたら、
蓋を開ければ純粋な恋する乙女の様な性格だったが、僕の手により直ぐに痴女と化した。
「やらッ♡♡♡いぐッッ♡♡♡ッ!♡♡♡♡♡♡♡♡あくめしちゃああ!!!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡」
「よしよし。今日もちゃあんとイけましたね♡ニコラーシャ」
だから僕はこんな生活でも満足している。
…………………………この、忍耐と策略の日々は僕らのラブロマンスの為なのだから。
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コメント
1件
うわああ!!滅茶苦茶好きですこの話!!!