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🟢Side
佐久間と会ってから
少し引っかかって、久々に翔太に連絡を取ってみた
電話のコールが2回鳴ったところで
翔太が電話に出た
🟢「もしもし」
『びっくりした、久しぶり』
🟢「久しぶり、佐久間と会ったんだってね」
『なんで知ってんだよ』
🟢「聞かされたんだよ、本人に。
…お前、また佐久間をってんなら…」
『流石にしねぇよ、あの時は…悪かった』
謝るんだ。
俺の中の翔太は謝るなんて知らない人だったから、少し驚いた。
けどそれは佐久間にしてほしいけどね
🟢「へぇー、意外だな。大人になったね」
『…で、なんで電話かけてきたの?」
🟢「聞きたかったんだ。
久しぶりに好きな子に会ってどうだった?」
暫く間があった
コイツ…まだ自覚してなかったのか
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🔵Side
『好きな子に会ってどうだった?』
最初、何言ってんだって思った。
次に話の流れ的に佐久間の事かと思った。
最後に主語が俺ということが分かった
🔵「は?いやいや、おかしいだろ」
『おかしいだろはこっちのセリフね』
🔵「自分で言うのもあれだけど、イジメてたんだよ?」
『だからじゃないの?
まだ気づいてないとは、相当バカなんだね。』
阿部との一連の会話で思い出した
俺は佐久間が好きだった、
阿部は俺が気づいてないと思ってるが、
ホントは気づいてる。隠してたんだ。
そして、佐久間を見ないうちに気持ちに蓋をして考えないようにしてたんだ。
佐久間の事が好きだと気づいたとき
好きになる相手が男だって知って
全部佐久間のせいだって思って…
今考えたらクズ過ぎんだろ俺
『ま、気付かないままでいいよ。』
🔵「なんで?」
『だって佐久間、彼氏いるし。
イケメンすぎて他校からの人気もあるんだって。
佐久間も罪な男だよな。
そのイケメンくん佐久間にベタ惚れだよ?』
やっぱりアイツ、彼氏か…
へー、もう興味ねぇけど、
佐久間が好きだったのは過去の話だし
それにしても
🔵「性格悪いな、お前」
『佐久間を傷つけたんだから、これくらいはね』
───────────────────────fin
終わっていいですか…?🥲
🔵🌸にしようと思ったんですけど、
そしたら⚫️くんが可哀想なので…
こんな中途半端で申し訳ないです!!
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