この作品はいかがでしたか?
2,005
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それでも俺は、がむしゃらに走り続けた。
タッタ……タ…….
足音が遠ざかっていく。
うまく兄貴をまけた。
この状態で兄貴と話すのは無理だ。
だから俺はトイレに駆け込んだ。蛇口を捻り、勢いよく出る水を少し弱め。
バシャッ…. バチャッ……… ピトピト…..
口角の骨がうっすら出た顎の先から水がゆっくり流れる。
頭を冷やせ。
改めて考える。
キスした瞬間の三途の顔がよぎる。
眉が少し垂れ、男とわかっていながら、、
コメント
5件
ごめんなさい500ぐらいしちゃった
いいね100ぐらいしました!