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2件
のほほんとしていていいです!
推し様☆
朝 5:30
wrwrd国の中心に鎮座するwrwrd軍基地。その一室でムクリと誰かが起きあがった。その影は同室に設置されたモニターへと移動し、その椅子に腰掛けた。そこは情報管理室兼情報管理長兼遠距離部隊副隊長又、司令官である“天の声“ことロボロの私室である。
この部屋はいつ何時もモニターを監視できるように小さな冷蔵庫や、貯蔵庫に水道が引かれており、そしてなぜだか筋トレ器具まで置いている。ロボロは冷蔵庫からプロテイン、貯蔵庫からはポテ○ングを取り出し、モニターを監視し始めた。
朝 6:00
朝6時になったことを確認したロボロはモーニングコールをするためにモニターから少し離れたマイクへと移動した。顔の正面に付けていた面布を横にずらし、ひとつ息を吐いてからマイクのスイッチを入れた。「6時になりました。幹部は6時15分まで、一般兵は6時30分までに食堂へ移動し食事をしてください。幹部は食事をしながら会議を行いますので、遅れないようにしてください。遅れた場合、しんぺい神を派遣しますので気をつけてください。」
そう言うと、3階にある幹部フロアから慌ただしい足音が聞こえ始めた。一階にある医務室でこの放送を聞いた彼は舌なめずりをしているのだろうか、とぼんやり考えながら面布を正面に戻す。モニターをオート監視にしてから管理室の鍵を閉め、食堂へと移動を始めた。
wrwrd軍基地の食堂は広いことで有名だ。総統グルッペン、幹部トントン、コネシマ、鬱先生、オスマン、ひとらん、シャオロン、エーミール、ゾム、しんぺい神、そしてロボロがどんなに寝相悪く寝ていても余裕があるほど広い。
ロボロが食堂に着くとコネシマ以外の幹部及び総統が既に着いていた。きっと彼は夢の中でも鮭をみているのだろうと思いながら席に着くと、シャオロンが
「おかしいなぁ、今日ロボロのモーニングコール聞いたはずやのに見えへんわあw」と、言いはじめた。
「フーン!奇遇やなシャオロン!俺もやねんw」
それに便乗するようにゾムが言う。
「ここおるわここ!!お前らほんまは見えとるやろ!!」と立ち上がり、2人の前でピョンピョン飛んでいると、急に頭をグッと押さえつけられ、「おまwえ、ロボロ、w小さい奴がピョンwピョンww跳ねたとこでw子供にしか見えへんでw」と鬱に笑われた。
そんな風にいつものごとくじゃれていると、あと数十秒でアウトという所に珍しくめがねをかけたコネシマがやってきた。きっと、コンタクトを入れる時間が無かったのだろう。そんな彼の第一声が「・・・ロボロ、お前なに子供みたいなことしてんねん。」だった事から、遂にロボロは彼の腹に頭突きをかましてしまった。そうしていると、しびれを切らしたトントンが粛清剣を取り出し、
「落ち着こか?」と、有無をいわさぬ口調でその場を収めたため、じゃれていた4人は静かに朝食を取りに行き、席に着いた。
「それでは皆、頂こう」と、グルッペンが音頭を取り、全員が「いただきます」と返した所で、会議が始まった。
こうして、今日も1日が始まったのである。
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あとがき
初投稿です。
誤字脱字がありましたら教えていただけると幸いです。
続きは書くつもりにはしています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
アドバイスや、リクエストを頂けると嬉しいです。