いや、ほんとに…
まぁ、そんな感じで本編スタート(^^)v
朝目覚めてうるさく響いた目覚まし時計を止めると同時に違和感を覚える。
水に濡れたかのように重い体を何とか動かして体温計を手に取る。
少しだけ待ってる間の時間でさえ退屈に思える。
何も考えず無を見つめていると体温計から音が鳴る。
体温計に表示された数字を見る。
まぁまぁ高い数値だが、焦る気力も無いせいか冷静な自分に少し驚く。
そういえばと思い引き出しに入っていたはずの薬とのど飴はあいにく切らしていた事を思い出し、諦めたようにザッと布団に横になる。
それからどれくらい経っただろうか。気づけば眠りについていたようで、時計を見れば一時半。
流石にこのままではまずいと思い体を起こしてドアノブに手をかけようとした時、頭の中が真っ白になり視界がブレる。そしてガタッと音が鳴ったと同時に崩れ落ちた。
起き上がろうともがくが力が入らず、ただ冷たい床に横たわる事しか出来ずに居る。
そうしていると意識が薄れていくような気がした。
A「なぁ、最近梅酒って寮から出てこないよな」
B「確かに、何してんだろ?」
そうしてBと雑談をしていると梅酒の部屋の方からガタッと音が聞こえてくる
A「…今の音何?」
B「梅酒…かな?」
よく分からないが寒気がした。こういうことを嫌な予感と言うのだろう
A「ちょ、俺あいつの部屋行ってみる」
B「ん、気をつけて。こっちは用事あるからごめんけど行けない」
A「わかった、またな」
そうして俺は少し駆け足で梅酒の部屋に向かった
ドアノブに手をかけた。一瞬誰も居ないように見えたが、下を見ると床に倒れている梅酒が居た
A「、!?」
A「大丈夫か、!?」
誰がどう見ても重症なのに掛ける言葉が見つからず適当な事を言ってしまう自分が少し情けないが、それどころでは無い
A「救急車呼ぶな、!」
ピポパ プルルルル☆
数週間後、梅酒はようやく退院していつも通りの生活を送っているようだ
コメント
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お疲れサマンサ
きたーーーー