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玲流side
メンバーには話していない曲に込められた思い
一人称は全部“僕”にしてある意味
個人的にちむの一人称かずっと「ちむ」な理由がずっとに気になってたから考えてた。…ちむのありのままの一人称が「僕」または「ちむ」なんじゃないかということ。
そして
…ゆうちゃんの一人称も多分「僕」。ずっと「ゆうさん」って言ってるけど本当は「僕」なんじゃないかって。かなめさんと話してる時にゆうちゃんが「僕」って言っているのが聞こえたから多分そう。
だから歌詞の中では「僕」って言って欲しい。なんてくだらない願いだけど、一人称って自分の状態において無意識に変わるものやから無理強いはしたくない。…歌詞について解説してないのもそれ。ありのままの状態で歌って欲しいから
玲流「おーいれるさん?」
恋恵「今からいくわ!」
鏡を見て衣装の最終確認をしてからみんなのいる方に向かう
最高のステージにして見せるんや
《はいどーもこんにちは!今回オーディションでできたと言っていいのかは分かりませんがなんだかんだでできたグループ、すたぽらのデビューライブの司会を務めさせていただきます!》
こったんの肩がビクッと跳ねる
Zeppのステージに綺麗な声が響き渡っているそれをうちらは舞台袖から聞いている…んやけど
《歌代琥珀と申します〜♪いや〜愛娘のデビューライブの司会やらせてもらえるなんて思いもしなかったので嬉しい限りです!あ、君まだこの事務所のオタクしてたの⁈一途だねぇwこの子達にも沼っていってね。うわぁ君も久しぶり!え、想像以上に昔とメンツ変わってなくない⁈安心したぁ♪え、私も踊っちゃおうかな?あ、そうそう音葉の娘さんもくるけどあの子もう縁切ったらしいの〜!あ、今後の方針的にそうした方がよかったからだから勘違いしないでね💦旦那さん針的にも娘さん的にも親がいろんなとこのモデルで娘がアイドルってやりにくいんだろうね》
「……なんでお母さんなの…」
こったんが耳真っ赤で不機嫌そうに呟く
…あー過保護なタイプの親か。ゆうちゃんの方のフォローも完璧やし…
「超エリートやん。親子って似るんや」
「ゆうさんナチュラルにフォローしてもらってるんだけど」
「アイドルとしても母親としてもぱらめーたーたかいかんぺきにんげん」
「こた母めっちゃおしゃべりじゃん」
「好印象ぽくてよかったよ」
…?こったんはさっき何に嫌がってたんやろ
母親がいるからって気にしなさそうやし…
《そーそー!こっちゃんが今日のライブすっごい嬉しそうに話してたの!『大好きな子達とデビューできる!』って》
「〜ッ//」
あーwエピソードの暴露が恥ずかしいのと…
「こっちゃん呼び可愛い〜💞」
「小さい頃一人称こっちゃんだったんだろうねぇ」
「もうやだ…//」
本番直前とは思えない柔らかい空気
まあすたぽららしくていいんじゃないですかw?
《ってことで!じゃあ会場のみんな!準備できてる〜?》
できてる〜!!
《よし、それでは参りましょう!この後はみんなに任せたからね。》
ワァァァァァァ‼︎
*:.。. ♪
《 君を導くいちばん星に あの日から始まった物語 》
《 一緒に夢見よう 前を向いて 進むんだ 》
*・゜゚・*:.。..♪*:.。. .。.:♪*・゜゚・*
観客は予想以上のステージだったのか絶句。全員が彼女達に釘付けになっていた
が
《 君の生きる光に 》
*・゜゚・*プツッ
「「「「「⁈」」」」」
音源が切れる
最後1番盛り上げなければいけないところでなくなるバックミュージックに全員が一瞬止まる
玲流(なんやこの状況…⁈)
ゆう(イジメ…)
観客もざわつきはじてる
…それを遮る、綺麗な声
《 進め 今 》
((((こったん/こた⁈⁈))))
琥楽(…今は歌うしかない。いれいすの時もそうだった。あれは、落ちサビだけのガチ音響ミス。今回は確実にイジメ。けど音源が止まってるという事実は同じ)
琥楽の真剣な目と世界観に入り込むダンス
都(…だよね。)
《 例え苦しいだらけの道でも 》
パートが違えど何も言わない。最高のステージを作りたい気持ちに変わりはないから。
《 歌え さあ 》
ゆうの力強く繊細な声が響く
恋恵(ゆうちゃんに乗って迫力をつけるしかない…僕は僕のままで、やりたいパートで!)
恋恵が玲流の背中を叩く
玲流(…わがままやなぁw)
《 僕は僕のままで 》
恋恵のオク上、玲流の上ハモ。二人ともメインを歌っていないにも関わらず綺麗に聞こえる歌声
琥楽(なるほどw)
ゆう(…ありがとう)
都(込められたメッセージ…)
(((自分のまま、やりたいところ…)))
(オク上っ!)
(上ハモ‼︎)
(メロディ)
(下ハモ♪)
(オク下!)
《コンニチハコンニチハ恋恵です!》
《玲流でぇす!》
《都です!》
《琥楽でーす》
《ゆうさんです♪》
《せぇの!》
《StarLight PolaRisでーす!!!!》
色んな声がわっと広がる。笑顔だったり泣いていたり。
…ステージの上ってこんなにみんなの顔見れるんや
《いや〜途中機材トラブルありましたけどw》
そう言いながらちむが観客にバレないように舞台袖を睨みつける。
《まあどうにかなったし安心だねぇ♪》
口元に袖を当てて軽く笑うゆうちゃん。もうこっちから見たら怖くて仕方あらへんわ
《いや〜あの、お母さんが司会だと知らずに驚いて普通に本調子じゃなかったんですけど…》
《慌ててたねw》
ナイス話題転換やこったん
ホンマエリートすぎやろ
《まあ次のオリ曲もね⁈今日ありますから!》
「えぇ⁈そうなの⁈」
「待って嬉しい」
《カバーだと思ってた〜?》
「ゔっ…」
ゆうさんがこてんってしたのに思わず悶える
やばいわオタク化してまう((
マイクに入っとらんかったからまだよかったわ((
「うん!」
「まさかのオリ曲😭」
《じゃーもう次の曲いきます⁈》
くにのがめっちゃノリノリで聞いてくる
《あ、これ実は最低限のスタッフさんに言ってるだけだから関係者もほぼ全員知らないはず♪振り付けもないから完全フリ〜!》
こったんの唐突な一言に会場から「え〜⁈⁉︎」と驚きの声が上がる
《そんじゃいってみよぉ!!!僕らのヒーロー大作戦!》
*:.。. .。.:*☆
《 はい 全員集合 君の元に笑顔を届けます! 》
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
ここでお知らせです!次のお話はまた別の方で掲載します♪
今回このお話をご愛読いただいている方の中に⌛️🐿️さんが多くいらっしゃいまして!ということで⌛️さん編に移ります!
🌟様、🎲様はもちろん新しく出てくる方々もいらっしゃいます♪🌟様は出現率(?)高いかもです!
それでは!
あ、PolaRisの連載が終わったわけではありませんからね?