昔、あるところに人型の青鬼が産まれました。その子供は人型であるだけ、中身は青鬼でした。皆から恐れられ、避けられました。やっとのことで作った友達も、寿命のせいでいなくなってしまいました。それが悲しかった青鬼の子供は似たような境遇の人外を探して運営をつくりました。
しかしある時見つけてしまったのです。この運営にぴったりの…『人間』を。不思議とその人間は人外を怖がることはありませんでした。全員で相談して、運営にその人間を入れるか決めました。運営に誘った時の人間は、何処か嬉しそうでした。それから時が経ち、もっと親しい関係になりました。人外達は人間はいつか死ぬと言うことを知っていました。覚悟もできていたはずですが、本当にその時が来たら受け入れられないものです。
ついに人間は事故で死んでしまいました。人間が居なくなった事を受け入れられない人外達は、壊れてしまいました。
ある青鬼はずっと部屋に閉じこもり。
ある堕天使はずっと煙草を吸っていたり。
ある黒いガストはずっと上の空だったり。
あるイカはずっと貼り付けたような笑顔だったり。
それを見ていた幽霊は人外達の目に映る事を決めます。
人間は幽霊になって人外達の元へ帰ってきました。次は幽霊も人外です。幽霊を見た青鬼達は最初はびっくりしたものの、元人間と一緒に要られることを喜びました。
幽霊と青鬼達は、ずっと幸せに暮らして、今も笑いあっています。
コメント
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おぉ"〜 ....... こういうの好きやわ、マジ