テラーノベル
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ー昼ー
🦒「◯◯ちゃーん?」
真後ろから声がして振り返ると、至近距離に
佐藤先輩。
『わっ…!//』
🦒「んふ、ねぇ、顔赤ーい.笑」
『き、気のせいですよ!//』
🦒「あのさ、お昼俺と食べよ?」
『…あぁ、いいですけど…』
🦒「まじ?よっしゃ!」
『佐藤先輩もお弁当なんですか?』
🦒「ん~?◯◯ちゃんと食べるために、今日だけ
お弁当にしてきた。」
『えぇあ……(照』
🦒「ほら、照れてないで行くよ~笑」
瞬間、手を繋がれて立たされる。
『ちょ…っ//』
🦒「うわーぉ、おいしそー!一個ちょーだいっ」
『えっ!』
許可もなく、私の卵焼きが奪われる。
『ちょっと~!上手く焼けたから食べたかったんですそれ!』
🦒「ん!こふぇ◯◯がつふっはん?(これ◯◯が作ったん?)」
『そうですよ?もー、食べながら喋んないで下さいっ』
🦒「ゴクッ
ん、、めっちゃ美味しい!」
少しムカつくと思えば、見せてくるこの
純粋な笑み。ずるいです。
『せ、先輩のお弁当見せてくださいよっ』
🦒「いいよー?笑」パカッ
蓋を開けると、、中にはコンビニのおにぎりが3つ。
『…って、お弁当じゃないですよねこれ?』
🦒「バレた?笑」
『…じゃあ、あれって嘘…なんですか⁈』
🦒「え~?なんのことだろ?笑」
『…………//』
意地悪にも程がある。
この人はスーパー人たらしだ、。
勝手に期待した自分が恥ずかしい。
🦒「…ごめん。嘘ついた。どうしても一緒に食べたくて。」
…あぁぁもう、またそうやって素直になるとこがずるい…
『…そんなこと簡単に言わないで下さいよっ…//』
🦒「え?」
『私、、そういうの慣れてないんですっ…//』
首まで赤くなっている気がする。
穴があったら入りたい…。
ちらっと前を見ると、優しい目でこっちを見つめる佐藤先輩。
余計に体が熱くなる。
少し間を置いて、先輩の口が開いた。
🦒「…じゃあさ、一個だけお願いさせて。
俺のこと、、“景瑚先輩”…って言って?」
continue…
コメント
1件
佐藤くん 、 私も 一緒に食べていいかな? (