記憶を戻すために【zm】

ー会議ー

gr）医療班を変えようと思う

医療班は前までしんぺい神って人がやってるらしいけど私はしんぺい神さんは会ったことないし顔も分からない。

gr）鬱も医療班に入ってくれ

ut）僕ですか！？まぁいいっすけど

gr）あぁ、頼んだ

大先生は戦いの時に率先して怪我の手当をしてくれてたし、今だってゾムさんの手当をしてるから向いてるんじゃないかな。

gr）それと…今いないカリンって女なんだが

ゾムさんも今いない。きっとゾムさんにだけ集合時間を30分ずらしてるんだと思う。

gr）ゾムに惚れ薬を飲ませていた。

kn）あのブータンやってくれたな？

em）僕、惚れ薬の瓶を図書室で見つけました

tn）その蓋についてた指紋を確かめたらカリンって女の指紋やったんや

私）あのクソ女……

gr）俺は思いついた。ゾムの記憶を戻す方法を

ut）どうやるんや？

gr）ゾムの前で人を殺してまたフラッシュバックさせるんだ前の記憶を

tn）そんなんゾムのダメージが大きすぎるやろ

kn）誰殺すんや？

gr）○○……手伝えるか？

私）え？私に死ねってことですか？

shp）そりゃやばくないすか

gr）違う、おれが軽く切るだけだ

私）……それでゾムさんが戻るなら……

sha）○○ちゃんが死ななければなんでもええよ

zm）ちぃーっすってもう全員いるんや

ut）なんか俺ら早かったな今日

kn）せ、せやなー

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ゾムさんに試すのは今日の夜。これで記憶が戻るのだろうか。

私はシャオロンに呼ばれた。

私）シャオロンの部屋暗い… ここどこだう……電気……

ｶﾞｼｯ……ｷﾞｭｯ

私）うわっ……え、？

私は誰かにバックハグされている。暗くて誰かわかんない。声的にシャオロンなんだろうなとは思った。

sha）ごめんな、○○ちゃん…

私）ど、どうしたんですか、

sha）○○は…ゾムのことがすきで…俺には叶わないと思うけど……おれずっと好きやってん…

私は黙り込んでしまった。シャオロンの心臓の音がどんどん早くなってく気がした。

sha）俺には無理やと思うけど…ごめんな、今しかこういうことできへんねん……

私）……あ、ありがと、

sha）それとな、おれらも一応男やねんだからいつ何されるか分からへんから気をつけや、俺みたい、俺よりもやってくるやつおるかもしれへんからな……

私）……う、うん……

sha）成功するとええな！

私）うん、ありがとう

初めてシャオロンの顔が見えた。ここにいる人たちはみんなかっこいい。こんなイケメンたちが殺しをやってるなんて考えられない。

sha）じゃーな！頑張れ！

私）うん、また、

ｶﾞﾁｬﾝｯ

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グルッペンさんに呼ばれた所へ向かった。

gr）きたな……

私）ええ、やられる準備はできてます

ゾムさんは今地下牢に閉じ込めてるらしい。急に暴れだして大先生を殴ったとか言ってた気がする。

zm）なんやお前

私）ゾムさんを逃がしに来たんだよ

zm）そんなことしてバレたら捕まるで？

gr）もう遅いな……

私）！！！

gr）やられる覚悟は？

私）できてます

グルッぺんはナイフを取り出した。

zm）待てや！そこまで罪は重くないやろ！

ｸﾞｻｯ……

私）ｳﾞｳｯ……ﾊｧｯ……

zm）ｸｯ……や、……やめろ……ｸﾞｯ…ｱｧｯ…

ゾムさんは頭を抱えた。苦しんでいた。ずっとずっと叫んでいた。

ut）なにしてん！？○○ちゃん！？

gr）こいつを医務室へ運べ

ut）は、はい！？

zm）ｸﾞｯ……おれは……今まで……

gr）もどったかゾム……

zm）……ｸﾞｯ……おれ……最低なことを……

gr）今までやったこと全部言ってみろ

zm）戦いで俺一人で行って……倒れて……

カ……カリ……ン……ﾑｶｯ

gr）あの女をどうする

zm）今ぶっ殺したいやつができた、でもそれよりもさきに○○に会いたい、

gr）行ってこいゾム……