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虫刺され…？

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虫刺され…？

第1話 - 虫刺され…？

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2023年07月13日

#irxs

#赤桃

さーもん@ﾌﾞﾗｳｻﾞ

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side.モブ

「あれ？ないこラッシュガードなんて着てたっけ？」

今日は、水泳がある

今年初めての水泳だが、去年ないこはラッシュガードなんて着てなかった気が……

「ん〜、、まぁいろいろあって……」

「おぉ……そっか……」

「まぁ、でも水泳楽しみ〜！！」

「お前はいいよなぁ。俺カナヅチなんだけど。」

こいつ顔面いいくせに、頭も良くて、運動神経もいいとか強すぎだろ。

1つくらい分けてくれよぉ。

「はぁぁ……疲れた……」

「あはは、お疲れ〜ww」

煽ってる顔もイケメンですか。

ん？てか……なんか首元に……

「ないこ、虫刺され？」

「んぇ、嘘！どこどこ？」

「ほら、鎖骨のあたりに……」

ご丁寧に指さしてあげると

「……っ、！///」

ないこはバッ、と勢い良くラッシュガードの襟元を握った。

「っ、あ、えと……あ、うん、刺されてたね……っ！//」

さらに、ないこは顔を真っ赤にしている。

どうした？熱中症か？

なんて思いながら身体を拭いていると

「なーいくんっ」

すでに着替え終わった様子のりうらくん、、りうらさん？がやってきた。

どうやら用があるのはないこの方みたいだ。

りうらさんはないこの耳元でなにか囁く。

すると、ないこはさっきよりも顔を赤くする。

プールとの温度差で風邪ひきそう。

すると、りうらさんはこっちに向かってきた。

え、え、え、？ないこの反応のこともあって頭が？で埋め尽くされる。

俺、りうらさんみたいな方と接点のないような陰キャオタクなんですけど！！！

りうらさんはガチ恋距離かよってくらい接近してきて、こう囁いてきた。

「あれ、虫刺されじゃなくてキスマークだよ……♡」

「おっ、ふ……」

俺は赤くなるわけではなく、反対に背筋が凍りつき、腐女子の鳴き声みたいな声を出してしまった。

そして、りうらさんは満足そうに更衣室を後にしていった。

ないこはまだショート状態。

俺もいまいち分かってないが、とりあえず姉（腐女子）にLINEしてやろうと思った。