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「」 ← 喋る
（） ← 状況説明
『』 ← 心の中
［］ ← 場面
⚠️ 捏造注意 ⚠️
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
👼sid
［ in 教室 ］
静まり返った教室に、夕陽がゆっくりと差し込んでいた。
窓ガラス越しの光が机の上を柔らかく照らし、埃がキラキラと舞うその空間は、まるで時が止まったようだった。
テソンは教室の入り口に立ち、少し不安げに中を覗き込む。
👼「……ほんとに、ここでいいのかな……」
小さく呟くと、その声に反応したかのように、教室の奥からタプ先輩が姿を現した。
黒板の前に立っていた彼は、窓際の逆光を背負っていて、そのシルエットがどこか幻想的に見えた。
🔝「来たな」
低く、落ち着いた声。
👼「はい、来ましたけど……なんでまた、教室なんですか？部室とかじゃなくて……」
🔝「……誰にも、邪魔されたくなかったから」
その一言に、テソンの心臓が跳ねる。
タプ先輩はゆっくりと歩いてきて、無言でテソンの前に立つ。
わずか数十センチの距離。けれどその近さが、やたらと意識される。
🔝「お前……今日も、俺のこと避けてただろ」
👼「っ……それは……」
🔝「正直に言え。理由も、ぜんぶ」
テソンは視線を逸らすように、うつむいた。
👼「……怖かったんです」
🔝「何が？」
👼「……好きになるのが、怖いんです」
それを聞いた瞬間、タプは静かに笑った。
いつもクールで無表情な彼の、珍しい笑顔。
🔝「もう、なってんじゃん。俺は」
👼「……え？」
🔝「もう好きだよ。お前に」
静かに、でもはっきりと告げられた言葉に、テソンは息を詰めた。
タプの指が、そっとテソンの顎に触れる。
そして、優しく上を向かせた。
🔝「……テソン」
名前を呼ばれるたびに、胸がざわめく。
🔝「今からすること、嫌だったら止めろよ」
👼「……はい」
それだけで、十分だった。
タプは顔を近づけ、テソンの唇にそっと、自分の唇を重ねた。
最初は触れるだけの、優しいキス。
でも、二度目は違った。
唇を押し当てるように、深く、しっかりと重ねる。
👼「……っｯ…//」
驚きとともに、テソンの背中にタプの腕が回る。
もう逃げられない。そう思えるくらい、強く抱きしめられた。
🔝「もっと……欲しい」
タプの声が、喉の奥から震えるように漏れる。
そして、唇が、頬へ、
耳元へ、首筋へとゆっくり降りていく。
テソンの身体がびくっと震える。
👼「せ、先輩ｯ//……そこ、変な感じ……っｯ////」
🔝「感じていい。……俺だけに、感じてくれ」
制服の隙間から忍び込んできた手が、背中を撫でる。
テソンの身体がじわじわと熱を帯びていく。
👼「や…ｯ//……でも、ここ教室で……っ///」
🔝「誰も来ない。鍵、閉めたから」
👼「……もう、そんな準備まで……っ//」
🔝「お前のことになると、冷静でいられない」
そして再び、唇が重なる。
今度は舌と舌が絡む、湿った音と呼吸が教室に響く。
👼「っ///……んｯ//……っ…//」
テソンの指先が、タプの制服の胸元をぎゅっと掴む。
離したら崩れそうで、怖かった。
🔝「好きだよ、テソン。お前が、誰より大切だ」
👼「……僕も……僕もｯ……好き。先輩の全部が、好きです……」
タプの手がテソンの頬を包み、指先で涙の痕をなぞる。
キスは、何度も、何度も繰り返された。
頬、唇、耳の裏、首筋、鎖骨………
まるで存在を確認するように、何度も。
教室の時間が止まったまま、ふたりだけの世界がそこにあった。
［ in 中庭 ］
一方、中庭のベンチ。
ジヨン先輩とスンリもまた、静かな距離のなかにいた。
🐉「お前さ……最近、やたらと俺から逃げるよな」
🐼「そ、そんなこと……」
🐉「じゃあ、こっち見て」
そう言われて、スンリはジヨン先輩を見上げた。
その瞬間……キス。
突然で、息が止まりそうになる。
🐼「……っ、ちょ、//ジヨン先輩っ……！///」
🐉「ずっとしたかった。……こうして、お前を独り占めするの」
🐼「……なんなんですか…、それ……」
🐉「俺、独占欲強いんだよ。好きなやつには」
ジヨン先輩はスンリを膝に乗せるように抱き寄せる。
逃げ場なんて、どこにもない。
🐉「俺のこと、ちょっとでも好き？」
🐼「……ちょっとくらいなら……//」
🐉「じゃあ、もっと好きにさせてやる」
再び、深いキス。
舌が絡み、唇が吸い上げられる。
🐼「……っ、あ…ｯ//…」
スンリの小さな声が、ジヨン先輩の胸元で震えた。
☀️sid
［ in 屋上 ］
夜、屋上。
ヨンベは、誰もいない空を見上げていた。
☀️『……俺も、誰かに触れたら、変われるのかな』
けれど、彼の目に浮かんでいたのは、誰よりも眩しい“あの笑顔”だった。
☀️『……テソン』
小さく、胸の内で名前を呼ぶ。
切ない、でも温かい気持ちを隠すように。
☀️『それだけでいい。……それだけで』
夜風が、静かに制服を揺らしていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
続く…！！
（主)「ノベル書くのは、楽しいなぁ…！！」
（主)「国語の表現力、UPしたんじゃないか？？」
（主)「ノベル書くと、メリット…沢山あるので…有り難い！！」
（主）「では、また！！」
．
コメント
4件
よんべぇぇぇ、…なんか辛い…（？） 今回も最高でした🥲
ヨンベが切ない、、🥲💗 にょんとりも良いけどタプテソも良いですよねぇ😭💗 今日も面白かったです！！
