コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
スタート
ゼイユは
よく私に話しかけに来るようになった
話していてとても楽しい
まぁ
捉え方によっては監視されてるのかもだけど
スグリも
私に話しかけるようになって
私に懐いてくれて仲良くなれた
私は今
とっても幸せ
幸せだから
この幸せを絶対に手放したくない
あの頃と同じような事にはさせない
絶対に
だから
その為には
圧倒的な力が必要なの
昔パルデアはヒスイと呼ばれていたらしい
昔、本で読んだことがある
そこの本に書かれていた御伽噺のような物語
昔々ヒスイに空から降り立った人間は
我らの神
アルセウスに命を受けここに来た
と言う
その人間は
人類初のポケモン図鑑を完成させたのだ
そして
その道中に奇しくもその人間と出逢う4つ神々
時を司るディアルガ様
空間を司るパルキア様
反物質を司るギラティナ様
そして
この世界の創造神
アルセウス様の高貴な分身
ギラティナ様 パルキア様 ディアルガ様
この4つの神々を見事に静め
配下に置いたのだ
そしてその人間はとても慈悲深く
ポケモンと人間を助けていくのだ
その姿はまるで神
アルセウスを彷彿とさせるほどだったと
その人間は
????という
この話が小さい頃の私の脳内に深く残っている
もし
もしの話だ
もし私がこの人のようになれたら
なにも失わないように済むのだろうか
ならば私は
強さをどこまでも求めよう
それが
もし
底無しの闇の沼に堕ちるとしても
ごめんね
アマリ
「ん、ん~!、よくねた、」
「、、呑むか、」
ゴクン
アマリ
「、、」
発作を起こさないように1日五個までと決めている
それ以上呑んだら気が狂ってしまう
アマリ
「手、どうなってるんだろ、」
「、手袋取るか、」
シュルッ,
アマリ
「、」
その有り様はとてもキレイだった
手の半分以上が
テラスタルジュエルになっているというのに
アマリ
「増えてる、」
「いや、侵蝕してるというのかな?、」
アマリ
「、手、動かしても大事なのかな、」
宝石になった手を握ったり動かしたりしても
ある程度は大丈夫そうだ
パキンッッ
部屋に鈍いような鋭い音が響いた
アマリ
「え、??」
指の人差し指と中指が割れてしまった
どうすれば良いのだろう
アロナアルファか?
アマリ
「とりあえずくっ付けよ、」
「くっついた、?、のか?、」
ブンブンブン
手を振り回した
割れた指も割れた跡がもうない
これがテラスタルジュエル、
アマリ
「、、、、」
ゼイユ
「「アマリーー!!!!!」」
アマリ
「え?、」
窓から身を乗り出してそとを見ると
スグリとゼイユがいた
ゼイユ
「「早くきなさーい!!!」」
アマリ
「あ、ぅ、うん!!いまいくー!!!」
急がなければ
ゼイユに怒られてしまう
そんなことを思いながら
手袋をはめる
公民館前
アマリ
「お待たせ~!」
ゼイユ
「遅いわよ」
アマリ
「えへへ、ごめん」
「んで、今日は何かあるの?」
ゼイユ
「あんた知らないの?」
「今日はパルデアから林間学校で」
「よそ者が来るのよ」
スグリ
「アマリ、おはよ、」
アマリ
「おはよう~!スグリ~!」
ギュッ
スグリ
「わやっ!?」
「急に抱きつくのやめてほしいべ、」
アマリ
「え~?ほんとは嬉しいくせに~!」
スグリ
「ムッ,嬉しくなんかないべ!」
ゼイユ
「あんたら話聞きなさい!」
「手ぇ出るよ!?」
アマリ
「んで、なぁに?ゼイユ!」
ゼイユ
「だーかーらー!」
「パルデアからよそ者が来るって話よ!」
アマリ
「、え、?、」
ゼイユ
「あんた聞かされてないの?」
「あんたの他にも居るのよ」
「林間学校でくるよそ者」
アマリ
「ゼイユってよそ者に冷たいよね」
ゼイユ
「そりゃあそうでしょ!」
「よそ者が来るなんて本当ゲーッて感じよ!」
アマリ
「アハハハ、、」
???
「すいません!」
「管理人さんいますか!?」
アマリ
「え、、?」
ゼイユ
「ゲッ、よそ者が来た」
ゼイユ
「居るわよ」
「でもごめんなさいねー」
「よそ者は村に入れてあげないの」
アマリ
「、、、、、」
スグリ
「ねーちゃん、」
ゼイユ
「うるさい」
「スグは黙ってて」
スグリ
「、、、」
ゼイユ
「勝負で勝ったら通してあげる」
アオイ
「しかたない、、はい!勝負しましょう!」
ゼイユ
「ふん、良い心意気ね」
「でもごめんなさいねー」
「そんなあんたをぼっこぼこにしてやんだから!」
スグリ
「わやかっこいい、!」
ゼイユ
「ムカつくー!!」
「スグリ!アマリ!行くわよ!」
アマリ
「あ、うん、」
スグリ
「はーい、」