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注意 中太
俺の名前は中原中也。
今は恋人の為にプレゼントを探している。店内にはカバンや靴、指輪などがあった。
その中で一番目を惹かれたのはネックレスだった。
あいつがつけてる
チョーカーと同じ色だなと、考えながら。
「ネックレス……これにするか」
そう言い会計場所まで移動する。
その合間もあいつの驚いた顔が目に浮かぶ。
会計を済まし、電車に乗る。
電車の揺れと共に鼓動が高鳴る。
電車に乗っていた時間は何時もより早く感じた。
帰り道、幸せそうな猫がいた。
おそらく夫婦だろう。
その幸せそうな二匹を見て
いつかは俺もあいつとこんな関係になれるのだろうか。
そう、想像をする。
家についたのもあっと言う間だった。
扉を開けると笑顔の恋人が出てきた。
「おかえり、中也!」
そう言うお前に俺は
「あぁ、ただいま太宰」
と返した。
食卓にはサラダやハンバーグが乗っている。
早く座ってと急かす太宰
ご飯の感想〜を聴いてほしそうな顔が
なにも知らない幸せそうなお前が好きだ。
ご飯を食べ終わり。
少し間が空いたころ。
懐からネックレスを取り出す
それをひっそりと太宰の首に掛ける。
後ろ姿だけでもびっくりした姿が見れた。
返事は無かったが太宰は俺の手の上にそっと手を重ねた。
END
第二話!
アドバイスなどがあったら言ってほしいです!