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どうも、水鶏です
ノベル小説頑張って描きます!温かい目で見守ってください。
Rはなかなか書きません。私が書けないので((
では、どうぞ。
⚠︎注意事項⚠︎
irxs
水白
学生設定
R無し((キス表現はあります。
白side
雨の音は嫌いだ。
孤独な気持ちになって、自分の存在意味が分からなくなるから。
だから、雨の音は嫌いだった。
雨が降ってる時は、必ず傘を差してた。
毎朝ニュースを見て、用意をしていた。
今日は、雨が降る。
だから…傘を持ってきた。
ーーキーン、コーン、カーン、コーン。
チャイムが鳴り、全生徒が学校から出て行く。
僕も帰る準備をして、玄関まで向かった。
白「わぁ〜…今日も降っとるなぁ……」
ほんま最悪や…何で降るんや。
ここ最近、雨が頻繁に降るようになった。
その度、僕は毎度うなされている。
悪夢を見ていた。雨に埋もれる夢を。
白「…ほんま、意味分からんわ…」
小さく呟いて鞄を肩から下ろし、傘を探す。
白「………あれ?」
鞄の中を漁っていた時だった。ある異変に気づく。
白「…傘が、あらへん……」
血の気が引く気がした。
毎日ちゃんと持ってきとる傘が、今日は無かった。
白「僕…持ってき忘れとったんかッ……?」
声が震えた。
このままじゃ、家に帰れへん。
鞄の中を漁る手を止めて、溜息を足してその場にしゃがみ込む。
絶望に苦しんでいた時だった。
水「……しょ〜ちゃん?」
白「……い、いむくん!?」
背後から肩を軽く叩かれて、後ろを振り返る。
そこには、親友のいむくんがいた。
水「ど〜したの?こんなとこに…早く帰りな?w」
白「…いむくんこそどないしたん?今日帰るの遅いやん」
水「あ〜…今日部活長引いちゃってさぁ〜w」
白「そゆことw早よ帰りなw」
水「それはしょ〜ちゃんもでしょw…一緒に帰らない?」
白「……僕、傘無いんよ」
水「…え?そうなの?」
白「おん、傘持ってくるの忘れてもうて…」
水「うーん…じゃあ、僕の傘入る?」
白「え…?」
彼の言葉に絶句する。
それって、相合傘……。
白「…ええん?」
水「ちょっと小さいかもしれないけど…いいよw」
白「……じゃあ、入らせてもらうわw」
僕はそのまま床に置いていた鞄を手に持ち、彼の隣に移動する。
いむくんの隣に移動した時、一瞬だけ心臓がドクンと跳ねた気がした。
不整脈かな…?
いむくんの傘の中は結構狭かった。
そりゃあ、1人用だからそんなの当たり前やけど…。
水「…結構狭いねw」
白「確かに…w」
数秒の沈黙が続く。
話し声がなくなると、僕らの周りは雨の音で包まれる。
いつもなら嫌だと思うこの音も、いむくんといると、心地いい音に変わる。
だから、いむくんの隣は安心するんや。
水「………しょ〜ちゃんってさ、好きな人とかいるの?」
白「…?何急にw」
水「いや…wなんか気になって……」
白「うーん……いる、のかなぁ…?」
水「…いるの……?」
白「うーん…分からへんなぁ〜wあんま恋愛とか興味あらへんしw」
水「……………」
白「いむくんは、好きな人おるん?w」
水「……いるよ、好きな人」
白「お、誰や〜?w」
水「……しょ〜ちゃん♪」
いむくんはいつもの明るい声で、僕を人差し指で差して言った。
彼の言葉に僕は空いた口が塞がらなかった。
水「しょ〜ちゃんw口空いてるよ〜?w」
お腹を抑えながらいむくんは笑う。
その笑顔が、なぜかとても愛しく思えてしまった。
白「え…いゃ……ぁの…」
水「wwどしたの?wそんなにビックリした…?」
白「いや、そりゃ…するやろ……」
水「……僕、本気だから。しょ〜ちゃんの事、ずっ好きだった」
彼の言っている“ずっと”は、いつからなのだろうか。
冗談だと思ったが、彼の目は冗談を言っているようには見えなかった。
白「…いむくん、僕の事…好きなん…?」
水「うん」
白「…そうなんだ…」
水「…まぁ、しょ〜ちゃんが僕の事異性として見てるとは思ってないよwだから、全然断ってくれていいからね?」
いむくんはそう言うと、ニコッと笑った。
でも、無理に笑っているようにしか僕には見えなかった。
白「いむくん…」
水「……?」
僕はいむくんにソッと近づく。
そのまま僕は、傘を持つ彼の手をぎゅっと握った。
水「……え?」
白「……僕も、すきぃ…///」
水「え…?しょ、しょ〜ちゃん?」
白「やからッ!好きってッッ…!///」
チュ
白「……ッッ!?!?///」
僕が気づいた時には、僕の唇は彼に奪われていた。
柔らかい感触が全身から伝わってくる。
優しくて、温かいキス。 いむくんらしいなぁ…。
ソッと口を離す。
水「…ふふ、嬉しい…♪しょ〜ちゃんも、僕の事好きだったんだ♪」
白「……おん///」
水「ふふ、ありがとう」
そう言うと、いむくんは僕に笑いかける。
その笑顔が見たくて、その声が聞きたくて。
気づけば雨の事なんて忘れていた。
白「……いむ、くん…」
水「ん…?」
僕はいむくんの制服の裾をキュッとつまむ。
すると、反応して僕の方に顔を向ける彼。
白「…続き、してくれんの……?////」
水「っ……」
僕がそう言った時、いむくんの目がハートになった気がした。
僕らは人気の無い路地裏に移動すると、傘を閉じて。
お互い、身を寄せ合った。
その時聞こえた音は雨の音ではなく、いむくんと僕の心音だった。
____ 𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
最後までご視聴ありがとうございました!
書いてて自分でも楽しかったです笑