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オリキャラたちがいちゃつくだけ
桃猫「颯利ー!」
朝起きていつものように颯利の胸元へ飛び込む桃猫
颯利も慣れているからか寝っ転がっているソファーから微動だにせず桃猫をかまっている
颯利「どうしたの?桃猫」
桃猫「颯利颯利、今日何の日か分かる?わかるよね!」
颯利「今日……なに?」
桃猫「え」
ソファーに寝転がりつつ顔を上げて話す二人の横を通ろうとしていた藍乃が解説する
藍乃「颯利、今日はバレンタインデーだよ」
颯利「あー、そういえば…」
桃猫「颯利ー、毎年この話してるじゃん。なんで覚えてないの?」
桃猫の言葉に少し悲しそうな顔をする颯利
そんな顔を見た藍乃が怒ったことを感知した桃猫は慌てて話題を逸らす
藍乃を怒らせるとやばいことは桃猫が一番知っている
なんせ、藍乃を爆破やら料理の失敗で怒らせているのは桃猫だからだ
桃猫「そ、そういえば!北海道はどこ行ったの?」
藍乃「チョコ買いに行ってるよ。『颯利のためにお菓子作るんだー』って言ってた」
颯利「お菓子…!」
お菓子と聞いて思わず立ち上がり子供のような顔をする颯利でその場の雰囲気が緩む
仕事中は1mmたりとも動かないその表情は桃猫、藍乃、北海道がいる時、そしてお菓子の話をしたときには仕事中の冷徹な表情が嘘かと思うくらい和らぐ
藍桃の二人はさすが双子というべきか同時に颯利の頭を撫でる
藍桃 (可愛いなぁ…)
藍桃が癒されている
そんな二人に子供のようになった颯利が待ちきれないと無邪気な笑顔で話しかける
颯利「ねぇねぇ、二人とも。どんなお菓子だと思う?」
藍乃「ん?んー、なんだろうねぇ」
桃猫「ケーキだよケーキ!北海道のケーキめちゃくちゃおいしいもん!」
颯利「ケーキ…!」
そんな会話をしながら北海道の帰りを待つ
そんなほんわかとした空気が部屋を包み込む
これが、殺し屋一族の日常である
寧衣家ver.完成!
次は人外研究所組やー