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ペんき
川
ベッドに並んで座ってぺいんが抱き寄せるとぐち逸も控えめに腕を回す。お互いガチガチの身体のせいで密着感が薄れ、落ち着かない。
「どっちも緊張してるから1回さ、深呼吸しよ。すぅー…はぁ…」
「すぅぅ…はぁー……これだけで解れると思いますか。」
「ちょっとでもさ?ふぅ…ぐち逸、本当に大丈夫?嫌だったらちゃんと言ってよ?」
「わ、たし、は…大丈夫です。ぺいんさんこそ何も分からない私で嫌じゃないですか?」
「俺はね、めっっっちゃ嬉しい。ぐち逸が俺と同じ気持ちなんだって。…その、さ、途中で嫌だったり、痛かったり苦しかったりしたら遠慮せず教えて。」
「えーとそれは、その、私が受け入れる側、という事ですよね…///」
「あっごめん嫌だった!?」
「ぃっいえそういう訳では。でも全て頼りきりになってしまうのが…」
「大丈夫だよ、全部俺に任せて。…て言っても俺も初めてだから自信は無いんだけど。」
抱き締めて話している内に少しずつ強ばっていた身体から力が抜けていく。見つめ合って笑い合って、確かめ合って。
「もう平気そう?…ぐち逸、キスして良い?目瞑って。」
「っ……は、ぃ…」
両手で頬を包み込んで唇を重ねたら心底嬉しそうに目を細める。そのままちゅ、ちゅ、と何度か口付けていたら重大なミスに気付いてしまった。
「ちょ、ちょっと1回ごめん。この続きのキスの仕方調べてなかった。」
「調べ…?ムードもへったくれも無いですねw」
「ごめんて!これだけ調べさせて。これだけだから!」
ネットしか頼れる存在が無いぺいん。スマホで急いで調べようとしても、焦って上手く文字が打てない。
「そんな動揺しなくても。」
「だってこんな、カッコつかない彼氏で…」
「別に気にしてないですよ。…ちょっとこっち向いてください。」
顔を上げるとぐち逸が小さく頷き頬にキスをしてきた。元気付ける為にやってくれたんだろう、でもきっと口は恥ずかしくてほっぺにしたんだろうと考えるとぺいんの中でプツン、と何かが切れた音がした。スマホを放ってぐち逸の後頭部を抑え、見よう見まねで唇を舐め微かに開いた口に舌を入れた。
「ちょ…んん……ぺいんさ、んむ…」
「…はぁ。ぐち逸、さぁ可愛すぎるんだってば。ありがと、でもごめんもう我慢できない。」
また顔を近付けるとぐち逸は目を固くギュッと閉じて肩をすくめる。頭を撫でながら何度も触れるだけのキスをして、表情が和らいでいくのを待った。
「口開けれる?」
「……ぁ…」
「ゆっくりするからね。」
くちゅりと音を立てて、奥に引っ込んでいる舌を先からそっと撫でるように絡め取った。そのまま舐めたり吸ったりするとぐち逸はふわふわするような、溶けてしまいそうな初めての感覚に戸惑いながらもぺいんを信じて身を委ねる。
「ん、ぅ……ん…は、♡」
「はっ、はぁ、かわい…勃ってるね、良かったぁ嬉しい。ベッド寝よっか。」
キスばかりに気を取られていたぐち逸は自身の身体の変化に気付かず、言われて初めて頬を染める。察したぺいんが優しく手を引いてベッドに寝かせた。
「寒くない?足だけだけど布団かけとこ。眼鏡外す?」
「ぇーと…眼鏡、はこのままで。…あの、電気消しませんか?」
「あっそっかごめんごめん、こっちだけつけて良い?」
明るいのは恥ずかしいからと頼んだが、ベッド横のサイドランプだけついているのが逆に部屋全体を艶めかしい雰囲気に一変させた。
「や、やっぱりそれも消しません?」
「流石に真っ暗は困るwこれがムードってやつじゃない?…続きするね。」
優しく口付けながら服越しで勃ち上がりかけてるモノにそっと触れると、ぐち逸の身体がビクッと震えた。
「っぺいんさ、」
「どうかな、痛くない?1人でする時はどんな風にしてる?」
「…え、えっと、その…」
「恥ずかしい?でも教えてほしいな、ぐち逸に気持ち良くなってほしい。」
「いえ、あの…した記憶が無くてですね。」
「……えっ!?うそっほんとに!?じゃあこの街来てからは1回もした事無いって事!?!?」
「ぇっとーその、ごめんなさい…」
「いやいや謝る事じゃないよ、ごめんビックリしちゃって。…えっとそしたら俺のやり方で平気かな?」
「…お願いします///」
全体を優しく揉んだり先端を撫でたりすると更に大きく、硬くなり芯を持ち始めた。ぐち逸は知ってるような知らないような、腰が砕けるような快感を必死に受け止める。
「…ぐ、ぅ…は、……ぅう…♡」
「苦しくない?しっかり息吸って。…ん、いいね、直接触るよ。…おわ、とろっとろ。きもちぃ?」
「っ!わかん、なっふっ…んぅっ♡」
「分かんないかぁ、こんなに硬くしてエッチな液溢れさせてるのに?」
「そんなのしらなっぁっんんっ、くぅ…♡」
情けない声が出てしまうのをどうにかする為に自分の服の袖を噛んで耐える。それとは裏腹にぺいんの手はどんどん激しくなり、ソレを掴みぐちゅぐちゅ音を出して上下に擦る。
「ぺいっんさんっ、まってくださっはっんんっ♡」
「大丈夫だよ、1番気持ち良くなろ?このままイけそう?」
「ほんとにとま、ってっぁっんっん…んうっ♡」
先端を包み込まれぺいんの掌に精を吐き出した。息を整えていると一気に倦怠感が押し寄せてくる。
「は、はっはっ、はー…」
「イけたね、はぁー良かったぁ。今日はこれでお終いにしよ。どうだった?」
「え、終わりですか?」
「うん終わり、疲れたでしょ。ティッシュティッシュ…」
「でもぺいんさんが、その…まだじゃないですか。」
ぐち逸の視線の先はぺいんの張り詰めたズボン。ぺいんは慌てて隠すように腰まで布団を上げた。
「おっ俺は平気だから!それより汗びっしょりだね、シャワー浴びれる?」
「今日、はちょっと…」
「じゃあタオル持って来るからちょっと待ってて。」
お湯で濡らしたタオルで今にも瞼が閉じそうなぐち逸の身体を拭いておやすみ、と額にキスをした。
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