テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
初書き アホエロ 多少のキャラ崩壊 口調の解釈不一致 srnk
「ボビーほんとゲーム下手だよねざこいw」
「いや今のは違う」
「なにが違うんよ」
「違う」
2人でオフで会うなんて機会はなかなか無いが、今日は珍しく俺の家でゲームしている。部屋が汚いだのゴミ箱だの言いながら結局俺ん家に入ってくる。なんなんだ。
「あーぼびー雑魚すぎて相手にならんなー」
「最悪やお前」
「事実だし」
「お前めっちゃ上手くなってボコしたるからな」
「来いよ〜w」
キャメロンに次いでゲームができないホビーを煽る。これが楽しい、俺はギリギリの戦いより余裕で勝ちたいタイプだ。ソファで寝ながらやってる俺とは対照的に正座してゲームしているボビーの頭を眺める。あーあ女のために髪綺麗にしちゃって。
「雑魚雑魚言うけど夜のテクは俺の方が上やからな!!」
「そこ関係ある?俺の方が上手いし」
「ゲームで勝てへんねん別のところ攻めるしかないやろ」
思った以上に根に持ってるらしくついに夜のことまで口出てきた。別にお前の女事情興味無い。嘘、面白いからある。わざわざ振り向いてきたボビーと目を合わせながら会話をする。
「そんなに上手いってんなら見せてみろよ」
「見せるってお前…どうやんねん」
「女呼ぶ…?」
「誰もやってくれないわそんなん」
まぁどうせ本気でやる気も見る気もない。てか女とヤってるとこ見たくない。
「あぁそうや」
「ん?」
何かを思いついたようで徐に立ち上がるボビーを下から眺める。テンション高くなったり思いつくと立ち上がる癖がある、犬みたいだなとつくづく思う。
「ニキに試せばいいんや」
「……は?」
「そしたら俺のテクも見せられるやん」
「いやいやいや何言ってんの?馬鹿になっちゃったの?大丈夫?」
怪しげな発言をしだすボビーに流石に焦る。動画回ってなくてもBLブランディングしてんのかお前。えほんとにやだどうしよう。そう考えてる隙にも俺に覆いかぶさってくるボビーを必死に止めるが、抵抗虚しくボビーの片手で頭の上で腕を纏められる。
「俺の方が力強いんやから適うわけないやろ?」
「ほんとに離してやだやだ」
「嫌なら逃げたらええやん」
性格が悪い、逃げられないようにしてるのは自分なのに。本当に嫌だ。ボビーにバレるのだけは嫌だ。少し、少し気になっただけなのだ。BLがなんたらって言うから後ろって気持ちいいのかなって、そしたら思ったよりもハマって、後ろ弄らないとイけないくらいに。ここでバレたら今後一切BLなんたら発言をできない言った暁にはボビーにバラされいじられ俺の人生が終わる。
「なんでそんな嫌なんや」
「そりゃ嫌だろばかか!!」
「俺はええよ、ニキなら」
「そういうのじゃない!」
「じゃ脱がすな」
「まって、!ほんとに!」
俺の声なんて聞こえてないようにそそくさと下を脱がされる、本当に嫌だ、最悪だ。こんなことになるんだったら煽りなんてするんじゃなかった。後悔しても遅いとは気付きながら無駄な思考を止められない。
「なんや、ちょっと勃ってるやんこういうの好きなんか?」
「ちが、違うから、」
「なにが違うんや?」
「てかお前が言うな、」
「嫌がってるの正直めっちゃ興奮した」
この変態がばかかすもうやだ死にたい。死にたいってか殺したい。酷い目にあうと分かっていても尚言い返すのをやめられない。もう癖だ。
「なにもしてないのに完勃ちしたんや、やっぱ嫌がってるのは嘘ってことでええ?」
「言いわけないだろ嫌だよ!早く離せ」
「暴れんなよ、前来たときニキん家のローションの場所見てたんだよね」
「最悪、お前ずっと最悪」
「この際だから言うけどおれはお前のこと好きだからずっとこうしたかった」
「……嘘つけ」
「嘘じゃない」
誰がこんなタイミングで言われて信じるのか。てか女抱いてるやん。メンエス行くやん。言いたいことは山ほどあれどこんなときに言えるのほどメンタルは強くない。
「ひっ、…」
「あぁすまん言えばよかったか」
唐突に感じる冷たいローションの感覚に酷く驚いた。モテ男はこういうこと先に言うんだよ。やっぱ違うな。つかまじでやだ。バレませんように。
「……なんか柔らかくね、」
「……しらない」
バレた。早速バレた。フラグと言わんばかりの速度でバレる。柔らかくねってなに他のやつ触ったことあんの?こわ
「てか他のやつの触ったことあんの?」
「1回そういうプレイが好きな女の子がいた」
「あっそう」
「これお前普段から弄って、」
「ぁ゛っ♡」
咄嗟にいつの間にか解放されていた腕で塞ぐ。これ以上触るな。こんな声聴かせたくなかった。いやなんで俺が気にしてんだこいつが出させてきてるのに。
「ニキさん、やっぱり普段から弄ってるよね」
「違う、しらない、やだ」
「まぁ可愛ええけど他の男に触らせたかってのは聞いときたいなぁ?」
「それお前に関係ある?」
「大いにある」
「ないだろ、」
一人で開発しましたとか恥ずかしくて言えるわけないだろ!それならまだなにも言わない方がマシだ。お前の方が女と遊んでるくせに俺にだけ言うのとかメンヘラ女と一緒だからね。最低。
「そうかぁ、そうやんな」
「は……?なに、ぁ゛っ♡ぅ゛ッ♡♡」
「なら無理やり言わせるしかないよなぁ」
「ぁ゛…ッ♡♡そこっ、♡やめろッ♡ん゛ッ♡♡」
「初めてでそんなに感じるわけないやんな、で誰?」
いつの間にか2本に増やし俺の中を探ってくる。もちろん感度はMAXなわけで、前立腺を擦られるだけで軽くイキかけてしまう。興奮してるような、怒っているような目で見下ろしてくる彼に少しときめいてしまう。早く解放してくれ。
「お゛ッ♡♡ぁ゛ッ♡押さないでッ♡♡♡」
「これが好き?誰に教えられたんやお前」
「ほんとにイく、ッ♡♡イくからッ♡♡♡」
「ええよいくらでもイけよ」
「あ゛ッ♡♡♡~~~ッ♡♡♡♡」
「雑魚まんこやな♡それも教えられたんか?」
イっても指を抜く気はないようでそのまま弄られ続ける。これが地獄か。言葉責めが好きなのかずっと詰めてくる。言えば解放してくれるのかな。いや、だめだ。バレたら終わる。
「ぅ、ぐッ♡♡♡まんこじゃなぃ♡♡♡」
「なんや?オナホか?」
「ちがう♡♡やだ、ッ♡♡♡」
泣きたいわけじゃないのに涙が溢れてくる。もうほんとこいつ嫌い。
「え、泣かせたかったわけじゃ、ごめん言葉キツかったか?」
流石に怖気付いたのか、すぐに指を抜き謝ってくる。それする余裕あるならもっと最初からやめとけ。
「きら、い…!だいっきらい、」
「えと、ほんまにごめん、その他の人に触られてるって思ったらすごい嫌で」
「お前だって、っ色んな女だいてるくせに、」
「それはその、気抜いたらお前のこと襲っちゃいそうで紛らわしてたというかそのなんというか」
「どっちにしろさいてー、っ」
「ごめん、好きだからこそなんかおかしくなっちゃって」
今更謝ってくるとんだ最低男だし前からそれ言えよだし、でもそれに絆されるほど俺は甘い男だ。自分がそれなりにチョロい自覚はある。とまってきていた涙を拭い精一杯喋る。
「……自分でしかやってねーよ、」
「ほんまに?」
「なんで嘘つくんだよ」
「よかった、ほんとにごめん」
「……責任とれ」
「もちろん死ぬまでしっかり取りますよ」
「じゃあ、その、挿れていい?」
「雰囲気どうかしてんだろ」
「ほんとに今めっちゃ股間痛くて、可愛いのと色々まざって」
「はぁ……いいよ」
なんでこんな悪い男に引っかかっちゃったんだろうなぁ。そういうとこも好きだったり、、やっぱり嘘だめっちゃ恥ずいわ無理。嫌い。
「挿れるな、?」
「はやく」
「なにそれ、っ、すき」
「ッぁ、♡、♡♡」
「かわいいニキ、かわいいよ」
「ん、♡♡ぁ、♡♡♡はやくうごけよ、ッ♡」
「いいの?」
「ぁ゛♡いいからッ♡はやく、」
今までずっと待ち望んでいた感覚に頭がふわふわする。ないはずの子宮が震えた感じがした。
「っ、♡♡締め付けやばっ、♡」
「ぉ゛ッッ〜〜♡♡♡ぉ゛おッッ゛♡♡♡おぐっっ♡おくやばぃっっ….♡♡っう゛、ぅ゛〜♡♡」
「かわいいなぁ、っ♡♡」
「うるさッ♡♡♡ぁ゛ッ♡ぁッ♡♡ん゛ぅ、っ♡♡♡♡ぃぐッ♡♡イく゛…ッ♡♡♡」
「ちょ、ニキ♡もっと、緩くして♡♡」
「ぅ゛ッ♡そんなことっ♡♡いっったって♡ひ゛ッ♡イ゛ッぐ…ッ♡♡♡♡♡ッ~~♡♡♡はッ♡♡ぉへッ゛…♡♡」
久しぶりの強い快楽に意識が飛びかける。腰は抑えられ快感の逃げ場所がない。あぁ明日動画撮影なのにな。頭の片隅でそんなことを思う。
「ッ、イくっ、゛♡♡♡」
「あぁ゛っ~~…♡♡♡あっついのっ♡♡きてるっ~♡すき、っ♡♡♡」
「っ♡おれもすき、♡♡♡」
「ひぐッ♡♡お、っほお゛♡♡♡ ぉ゛♡ また、イっ、く♡♡♡ 」
腹の中がキュンキュンする。抱きしめられながら愛を受け止める。声に出しては言えないが今がとても幸せだ。このまま溶けてしまいそうだ。
「は、っ♡はぁ、♡かわいい、ニキかわいいよ♡」
「っ、♡うるさぃ♡もういいから、」
「ほんとにかわいいから、いってる」
「……、おれたち付き合ってるってことでいいの?」
「え、ちゃうの?」
「じゃあキスは?」
「はぁ、お前ほんとに可愛いな」
「いいから、きす」
「仰せのままに」
翌朝、小鳥の鳴き声で目が覚め、隣をみると裸で眠るボビーがいた。それと同時に昨日の記憶が鮮明に浮かび上がってくる。やらかしたなぁ。
「ん、……ぁさ?」
「……おはよう」
「にき?あぁ、ニキか、そうえば俺ら付き合ったんだもんなぁ」
「なに、いやなの?」
「幸せを噛み締めてる」
「なにおまえ」
やらかしたとは思うし、今後なにかあるかもしれないけどこいつの幸せそうな顔みてたらどうでもいいなんて思ったり思わなかったり。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!