俺の王子様 #1
🎸side
春… 俺は高校生になる。
新しい友達、 恋人とかできちゃったり…
なんて、夢見すぎかな…
陰キャな俺なんか、誰も相手にしないだろうけど
玄関前に張り出された クラス表をみる
🎸「1組…か…」
クラスを確認して その場を後にした
1組教室_
教室の中に入った途端
女子に囲まれている 人を発見した、
🎸(うわぁ… 囲まれてる…)
女1 「____!!」
女2 「____w」
🐑 「あはは…」
入学早々 大変そうだな…
まぁ… 俺には関係ない、
ガラガラ_
先生 「お前ら 席につけ_」
女1 「え〜_」
女2 「うーわぁ、王子と話してたのに…」
🎸(王子…? )
王子なんて、名前の人は居ないと思うけど…
一体誰なんだろう…
先生 「HRを始める_」
🎸 「………」
先生の話を聞きながら 外を眺める…
少しずつ桜の花弁が散ってゆく、
先生 「自己紹介をしてもらう…」
自己紹介か…
ぼーっとしてたら、自分の番が来た…
🎸「あっ 黒神 うり です… 」
みんなこっちを見てくる…
まぁ、当たり前か…
🎸「えっと、よろしくお願いします。」
先生 「はい よろしく」
先生 「次_」
🐑「灰崎 ヒロと申します。」
顔の整った 綺麗な顔、
朝女子に囲まれてたやつか……
俺には 関係ねぇけど_
女1 「王子〜♡」
女2 「王子様〜〜♡」
女子はみんな、メロメロ
俺は苦手だな_ああいう奴、
🐑「ありがとう_ ニコ」
また、外の景色を見る_
灰崎_ ヒロ…
名前までイケメンとか、うざっ、
ただの陰キャの妬みみたいなもんだな、
はぁ、、、 だっさ、俺_
人気者が少し羨ましいような_
そんな気が少しする、
一限目_
🎸「一限から_ 体育かよ…」
最悪だ… 一限目から 体育…
体力使うじゃん…
別に4限目とかなら、まだしも
一限目からとか… 最悪…
先生 「女子と男子に別れてもらう」
女1 「王子と一緒が良かった〜!」
女2 「それな〜…!」
🎸(うるせーな… 女子は、)
今回の体育はバスケ…
できるけど… 適当に動こうかな、
🐑「パス…!!」
ガコン_
先生 「ヒロチームの勝ちだ! 」
🐑「ありがとうございました。 ニコ」
王子ねぇ〜…
ニコニコしちゃって…
ほんと イケメンだから 許されるよな…
🎸 「本読んでたい… ボソ」
そうやって 愚痴を小声で叩きながら、
陰キャらしく… 運動音痴 みたいに動く
女1 「黒神くん、だっけ 動きやばw」
女2 「きもーw」
🎸 「聞こえてんだよ… ボソッ」
本人に聞こえる声で話すの、
ほんと性格悪いよな_ 女って、
陽キャはみんな、俺の敵…
圧すげーし… 怖い
めんどくさい女とか、ヤンキーとか…
ほんとに無理…
灰崎ヒロとも 関わりたくねぇ…
🎸「高校生活…上手くいくといいな_ボソ」
コメント
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好評でしたら続きあげます。