今日は任務がない為、約束通り無一郎くん達の所へ行く途中だ
あまね様と来て以来あそこへ行くのはこれで4度目だ
以前来た道を歩けば辺りの木々が緑に染まり始めてるのに気づいた
最近気温も上がってきたしもうすぐ夏かな
なんて考え事をしながら歩けばあの家が見えてきた
「雪菜さん!」
声からして2人のどちらかだか有一郎くんは私のことを呼ぶはずもないので無一郎くんだ
雪「無一郎くん!」
無「また来てくれたの?」
雪「うん、今日はカステラ持ってきたよ」
無「ほんと!?ちょっとまってて!」
私は無一郎くんに敬語を外してもらうほどの仲とたった、有一郎くんともそんな風になれたら良いのだが
考え事をしていれば家の扉が少しガサツに開いた
無「ごめん雪菜さん、有一郎が風邪をひいてるんだ、向こうに風通しのいい所があるんだ、そこで食べようよ!」
雪「え!風邪?大丈夫なの?有一郎くんは」
無「今はだいぶ落ち着いてるよ、でも雪菜さんにうつると良くないからさ」
雪「そう…?」
無「ね!ね!早く行こうよ!」
雪「うん…」
私の勘違いかもしれない、でもなんだか、今日の無一郎くんはいつもより少し強引だった
無「ここだよ!」
雪「わぁ…いい眺めだね…あ、そうだ、今日はねカステラを持ってきたの」
無「カステラ?何それ」
雪「カステラはね西洋のお菓子なんだけどね甘くてふわっふわで美味しいんだよ!はい、無一郎くんもどうぞ」
無「ありがとう!……おいしい!」
雪「でしょでしょ!無一郎くんは甘いもの好き?」
無「好きだよ、でもあんまり食べたことないや、山から降りたことないし」
雪「じゃあ、今度はもっと沢山持ってこようかな」
無「そんなに買って大丈夫なの?」
雪「大丈夫だよ、あんまり言わない方が良いんだけどね、柱はお給料が沢山貰えるの」
無「でも、常に死と隣り合わせな仕事なんでしょ?当然だよ」
雪「確かにそれもそうだね、じゃあこの話はこれで終わりだね、何か聞きたいことある?なんでも答えるよ」
無「あのさ聞きたいことはないけど…お願いがある…良い?」
雪「………内容によるかな」
無「もう俺達に関わらないでほしいんだ」
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