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こちらは おまけ(番外編)です。
▶︎前回の続き
▶︎自殺表現有
▶︎📢🍍
▶︎もちろんHAPPY ENDではございません
今回は🍍視点だけです。
それでも良い方はどうぞ
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🍍「ッ…ん…」
俺は目を覚ますと赤い1人用ソファに座っていた。後ろには白く透けたカーテンがひらひらと舞っている。結婚式の礼服みたいなシャツに真っ赤なブローチ付きのネクタイを締めていて今は俺は1人のようだ。
🍍「…なんでこんな格好になってんだよw」
今でも思い出せるあの幸せだった一夜。俺がずっと恋をしていたいるまと繋がれた時間。
あの時俺はもう自殺を計画していた。いるまが寝ている隙にこの世を去ってしまった方が良いと判断して。朝方アイツが寝ている隙に俺はリ✕カをしてやった。首✕りでも良かったがやっぱり死ぬ確率が高い方が効率が良い
でも…やっぱ……
悲しいもんだなぁ…w
🍍「……薄気味悪い天国だこと」
ソファを深く座りながら独り言をつぶやく。ここは何も無くまるで絵の中に閉じ込められたような気分だ。いつもならアイツが隣に居て俺の話を聞いてくれるのに今はいなくて。俺がやってしまった事の大きさが心を抉ってくる。
もしあの時いるまの言葉に甘えていれたら幸せだったのかな… またあのささやかな幸せな日々を贈り続けてたのかな
でももう戻れない…取り返しがつかない…
🍍「…いるまぁ…会いたいよぉ…ッ」
そんな事をぐずりながら1人つぶやき顔をうつ伏した。どれだけ涙を流したって懇願したって後悔したってもう遅いのに…
いるまはこっちに来ないで欲しい。俺が居なくても現実で他の女と付き合って結婚して幸せな家庭を作って死んで来て欲しい。
それが俺が今するべきお願いごと。
「……なつ」
聞きなれた声が聞こえた。低くてどこか心地の良い俺の前になるとより一層優しい声色で話してくる奴。まさかと思ったが今は会いたくてしょうがなく顔をあげてしまった。
🍍「……ぃ…いるま…」
📢「お前…なんで泣いてんだよ…w」
だっているまがいるんだもん。天国でも会えるなんて嬉しいに決まってる。
そんな事を思いながらいるまを見ると俺と同じ白い礼服で首元にチョーカーを付けててそのままジャケットを羽織ったような格好をしているのか胸元がかっ開いている。
🍍「お前の格好めっちゃエッチじゃん」
📢「さっきまで泣いていた奴のセリフじゃねぇだろ…w」
こんなくだらない会話ですら愛おしくなる。それよりどうしたん?なんでここにいるん?俺のせいで帰れなくなった?
📢「なつ?」
🍍「なぁに?」
📢「…充電機貸して?」
まさかのいるまから出た合言葉に少し戸惑った。一緒に居たいの?本当に俺のせいで帰れなくなっちまったのか?
でもいなくなっちまうのは嫌だ…
🍍「…いーよ?」
こんなの俺のドロドロな気持ちが夢になって現れただけだ。まだ繋がっていたい。あの時の思い出を噛み締めながら受け止めた。
誰も居ないこの場所。昼か夜かも分からない。今は俺ら2人だけの世界
今思えばこの格好もいるまの着てる物も白を貴重としたデザインだ。風通しが良く涼しいここだってまるで教会ぽくって結婚式前の俺らの時間みたいで少し緊張してきた。別に今からコイツと結婚する訳じゃないのに
📢「…ここ、なんか教会みてぇだよなw」
🍍「…!…俺も思ったw」
やっぱりコイツとは気が合って腹立つ。まずこんな都合の良い夢を見せられてるのも腹が立つ。これ以上良い夢を見たって辛いだけだってのに
🍍「…いるまの大切なものってなぁに?」
どっかで話したこの質問を投げかける
📢「……今失くしたそれ」
…きっと俺の事なんだろうな。でも何回でも思う。これは もう取り返しがつかねぇもんだ
🍍「……そっか…」
こんなドロドロなグロい履歴はもう捨ててしまおうぜ?
📢「…何しようか?」
🍍「何って?」
📢「いや…ここに居ても暇じゃね?」
確かにここは何も無い…入口も出口も見つからないし窓の向こうも何も無くただ風が吹いてて空間把握能力がおかしくなりそうだ。
📢「…髪乾かしてもいい?」
🍍「え?俺風呂入ってねぇよ?」
📢「知ってる。ちょうどここにドライヤーがあるから乾かしたくなった」
🍍「なんだそれw…まぁいいよ…」
俺はそう答えるといるまは颯爽とドライヤーを手に取り椅子に座ってる俺の髪を触り始めた。少しくすぐったくてあの時の夜を思い出させる。温かい風が乾いてる髪に当たってて頭も耳も少し熱くて、でも気持ち良くて止められなかった
🍍「…お前の気持ちちょっと分かるかも」
📢「………」
🍍「こん時から好きになったんだな?」
📢「…お前の言いなりにはなりたくなかったんだけどなw」
🍍「おい!w俺のせいかよ!w」
そんなくだらない昔の話をしながら笑う。部屋には俺の心から楽しいって分かる高い声といるまの低くて落ち着いてる笑い声が響いていた。懐かさと今になって後悔してる気持ちが混じっていて泣きそうだった。
📢「……なつ」
俺の顎ら辺にいるまの手が触れていた。顎クイみたく上をあげさせられる。いるまの顔を見れば綺麗で優しい笑顔でこっちを見ていた。そんな姿を見せられて俺は顔が赤 らめてしまった。ドライヤーの風のせいにできればいいのに。
でもどこか儚げで苦しそうな顔にも見える。
🍍「……いるまっ」
慰めてあげるように笑い俺も彼の髪に触れた。すればいるまはびっくりするも嬉しそうに笑ってくれた。
そして俺らはもう一方の左手で恋人同士のような壊れないように優しく触れるように繋ぐ。 左手の薬指には俺らの指輪が光っている
🍍「…健やかなる時も病める時も」
📢「…他の誰かと眠っていても」
🍍「!…ふふっw」
「「お揃いの悪夢で」」
「ずうっといっしょ」
☂️「なつ君ッ!!!」(ポロポロ
🌸「っ…!なつッ!!おい!返事しろ!」
🍵「…!暇ちゃんっ!!」
👑「ぁ…なっちゃああぁんッ! 」(ポロポロ
あれ………?みんな……?
なんで…ここは何処…?
すると4人は寝起きの俺に容赦なくハグをしてきて泣いていた。どうやら俺は生きているらしい。
みこととこさめはずっと泣いてばっかで、らんは病人の俺に説教をして、すちも後ろから見守ってても凄い圧がこっちに伝わってきた。みんな俺の事心配してくれてたんだな。なんか…嬉しいな…
でも…さっきまで隣にいたアイツが居ない…
🍍「…いるま…は…?」
そう言うとみんなは一気に顔を強ばった。まるでお葬式みたいな冷たい空気
何があったの?いるまは?もちろんここに居るんだよね?それとも今向かってるところ?本当にいるんだよね?
……………..
やめてよッ…そんな顔しないでくれッ…!!
🌸「…いるま……はッ…」
何度もフラッシュバックしている、
🌸「…もう…起きないかもしれないッ…」
🍍「…ぁ…….あ…………」(ポロポロ…
最低だよッ…….
Q.大切なものってなぁに?
A.今亡くしたそれ
コメント
1件
うわぁあ、凄い心にドストライクした…、 最後のセリフ?のそれを人って読ませるのなんか🍍ちゃんが📢君を物扱いしてるみたいで好き…