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初投稿作品完結させてないのになにやってんだ?と思いつつ。勢いだけで書き切りました。
付き合ってない🩷💛
🩷→💛
※口調、キャラ崩壊あり
※誤字脱字、文章力皆無でも許せる方だけどうぞ
💛さん視点
有難い事に最近は個人仕事が増えてきた。
グループでの仕事の方がもちろん嬉しい。
日付を跨いで2時間ばかり、やっと今日の仕事が終わり足早にラジオ局を出る。のと、ほぼ同時ぐらいにアウターのポケットの中のスマホが震える。
「誰だよ、こんな時間に」
悪態をつきつつも大体誰からの連絡かなんて予想はつく。
ロック画面に表示される名前に「やっぱりな」と思わず声が漏れる。
【おつかれ、今から家来て。】
短いメッセージを見て”嫌だなー”、とか”行きたくない”と思ったのは秘密にしてただ一言…
【了解】
と、だけメッセージを打って歩き出す。
「あ。」
大きすぎる独り言を言いそうになり慌てて口に手を当てる。
いい事を思いついた。
チャイム鳴らさずにあいつの家の合鍵で入って驚かせてやろう…悪戯を思い付いて向かう足取りは更に軽くなった気がする。
数分後、この悪戯を思いついた事について深く後悔する事になるなんて誰が予想できただろう?
そっと鍵を差し込んで音が響かないように慎重に扉を開ける。
「お邪魔します」
意味があるのかないのかわからない、小声で挨拶だけして音を忍ばせながらリビングへ向かう。
めずらしくテレビでもつけてるからなのか家の主とは違う声と家主である勇斗の声が聞こえてくる。
「え!待て待てキツいって!!」
「ちょ、なんでチャイムならさんの?」
リビングの扉を開いて、勇斗の家の大きなテレビに映し出された映像を見て思わず大きな声が出た。
俺の声に驚いた勇斗がすごい顔をしてこちらを見る。
あ、一応悪戯成功した。
やったー。
とは、ならず大画面に映し出されてる俺が出演したドラマのキスシーンが流れ続けてて……よく見ると勇斗が座っていたソファになんとなく見覚えのある表紙の雑誌がご丁寧にもあるページを開いて伏せられている。
「いや、折角だから驚かせようかと…」
あと、呼ばれたものの寝てる可能性もあるだろうから合鍵で入ったのだが。
「じんとっ、ここ入ってくるまでに何か聞こえた?」
「い、いや?なにも…」
「あ、それならいい」
なんか勇斗のテンションの高い声は聞こえた気はするけど、何を言っていたのかはわからなかったので聞こえてなかった事にする。
それよりも、もっと気になる事の方が目の前にあるから。
「で、これなに?」
ドラマのエンドロールが流れて、また俺の出てる違うドラマが流れ始める。
呼び出した張本人の目は完全に泳いでいる。
「えーっと…」
「ん?」
「じんちゃん不足だから補給してた、みたいな?」
「きっしょ」
いつも通りヘラヘラ笑う残念なイケメンはまだ俺になにか隠してるのか冷や汗をかいてるように見える。
間髪入れずいつも通りに突っ込んでやればバレてないと思ったのか「えー?泣いちゃう」とかの賜りはじめた。
「で、本当はなにしてた?」
「だから、じんちゃん補給をだな」あ?」
問い詰めたところでこいつは口を割らないし、聞いたところで碌なことはない。
諦めて乱雑にソファーの雑誌をどけて座る。
「こんな夜中に呼び出しといてお茶もくれないの?」
別にもてなされたいわけではない。
なにか隠したがってるみたいだし、このまま帰るのも時間的にしんどいしでとりあえずお茶を要求してみた。
「そんなわけないじゃん、なんなら忘年会の時に仁人が気に入ってたぶどうジュースだって出せるから」
「いや、シンプルにお茶か水でいいよ?」
用意の良さにドン引きながら、勇斗の様子がいつも通りになったので良しとする。
その後はなんで呼ばれたとか聞かず朝まで喋って気付いたら2人揃って仲良くリビングで寝落ち。
背中もだが腰も痛い。
小さく伸びをして隣を見ると勇斗はまだ眠ってる。
気持ちよさそうに眠る勇斗のほっぺを摘むと「いひゃいよ、じんちゃん」とにやけた顔と目が合った。
「お前寝たフリしてたの?」
思わず手が出たのは仕方がない。
「痛い」と俺に叩かれた後頭部を擦りながらまた隣に座る。
まだ時刻は朝6時。
起きるには早すぎるけどこのまま寝直すにはお互いしんどすぎる。
今日は午後から撮影がある、そのまま勇斗の家から言っても良かったけれど、昨日と同じ服という気まずさから帰ることにした。
「気をつけて」
「ん」
「また後で」
玄関先で見送ってくれた勇斗はどこか寂しそうに見えたけど背を向けて歩き出す。
どうせ、午後から事務所で会うし。
結局なぜ呼ばれたとか何を隠してるとか聞けなかった事に気付いたのは自分の家に帰宅してからだった。
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