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カイ潔:🥀🌱
堕天使・悪魔パロ
地雷様ごーとぅーほーむ
🥀→『』 🌱・モブ→「」
🥀:堕天使 🌱:悪魔
『…イサギ、』
ずっとずっとこの時を待った。上級天使になり、復讐をして、あいつに会いに行くと誓ったあの日から。
全て上手く行った。
「冗談だよな、ミヒャエ_」
『俺の名を穢らわしい声で呼ぶな、グズ共が…』
その名前を呼んで良いのはこの世に1人しか居ねえんだよ。
俺は、昔蔑んで来た奴等を、今、1人ずつ殺して居る。今までの事を後悔させながらじわじわと。
グシャッ
「あぁ…っ、(泣)」
『さて、最後の1人だ、俺に言いたいことはあるか?、』
「今まで悪かった…っ、!反省して、心を入れ替えすっだから許しっ、」
グサッ
「あ”…ッ、」
ドサッ
『赦すわけないだろう?、阿呆が』
俺は何度も、辞めることなく、其奴の腹に短剣を突き刺した。死んでいるのもお構いなしに、返り血が肌に滲む。
汚い…、クソ物…、
カランッ_
そして、俺はもう原型も留めぬ程刺し痕が無尽蔵に並べられたその死体を見下ろした。
『クソ汚物共が…、最後の最後までとんだクズだったな…』
俺は晴れて復讐を果たした。
そして、死体の山と、その真ん中に立つ返り血塗れで黒く染まった翼の生えた、俺を見つけた天使が仲間を呼び、俺は取り押さえられた。その時既にもう俺は堕天使として扱われていたのだろう。
俺はその後、当たり前ながら天界から通報、一生その場所には行けなくなり、そして天使と喋るのも、目を合わせるのも、会うのも禁じられた。
『懸命な判断だな、クソ天使共が
(ま、俺にとっちゃ好都合だがな)』
そして俺は天界から遠く離れた場所へと移動し、イサギの居る魔界へと足を踏み入れた。