末っ子だったらよかったのに。

あと1週間で中間テストなﾇｯｼです…

がんばりますｯｯｯ

みなさんのコメントがマジで励みになります！

☔️side

病院にいるのが苦痛に感じたから一旦家にでも行こうと思った。

今思えば、これが間違いだったのかもしれない。

帰っても返事がない部屋。

まだ血痕が残っている床。

事件現場のように荒れている家具たち。

☔️)…。

ぐちゃぐちゃした黒い感情がこさめの心を満たしていた。

これは…どんな感情なのかな…

生まれて初めての感情で。

でもきっと最低な感情だっていうのはわかって。

見て見ぬふりをして自分の部屋にもどった。

☔️)なに…これ、

部屋には軽く拘束してたらんくんがいたはずなのに。

本当は✘‎んでなんかいないはずなのに。

荒れた部屋にらんくんは消えていた

☔️)なんでｯ…なんでなんでなんで！(震)

☔️)こさめとずっと一緒にいてくれるってｯ…言ったのにｯ…！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

☔️)ｯ…！

机には殴り書きのような文字で書かれた手紙があった。

こさめへ

一緒にいるって約束、守れなくてごめん

でも大丈夫

“きっと、すぐ帰ってくるから”

それまで待っててほしい。

俺がたとえ、”不完全”な状態でも、

悲しまないでね

俺はずっとこさめのこと大好きだよ

あと、これは他の人に見せたらだめ。

それと──────

らんより。

☔️)それと…？

途中で紙が破られていた。

らんくんにしては珍しい殴り書きの文字。

それをわざわざ一部だけ破るとか、らんくんに限ってありえない。

つまり、これを書いたときらんくんは

だれかと一緒にいた。

でもその”だれか”は手紙の一部を破っただけで他は残していた。

なら、この残っている手紙の内容はこさめに伝えても害がない情報しか載っていなかったということになる。

もしくは、らんくんと一緒にいた”だれか”もこさめに伝えたいことがあったのかもしれない。

それなら、全部捨ててもいいはずの手紙をとっておいた理由にもなる。

☔️)…なに、これ

手紙の端っこにある小さな文字。

you shouldn’t believe him.

(あなたは彼を信じてはいけない)

You don’t know anything about him.

(あなたは彼のことを何も知らない)

“彼”とは、おそらくらんくんのことだろう。

これはらんくんの文字じゃない。

そもそも英語が苦手ならんくんがわざわざ英語で書くとも思えない。

やっぱりそうだ。

らんくんはだれか他の人と一緒ににて、そのままどこかに出ていった。

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