コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「…して、ほしい、、です」
「聞こえませんよ」
萩谷の親指が唇を滑っていく。
「ぉ、れのこと…抱いて、、ください」
一瞬の間を置いた後、唇に強い衝撃を感じた。
驚き、それまでは漂わせていた視線を萩谷に合わせれば
背筋が凍りついてしまう。
この時の彼の目は、普段のぼげっとしているものではなかった。
まさに、獲物を目前とした肉食動物の様な。
一瞬後悔をしたが、もう遅いようで
それまで散々触れていた局部には一切触れずに、後ろの穴に指を入れてくる。
「ッ”……」
一人で解していたせいか、前回と比べれば全然痛くない。
なんならあと2本ぐらいは余裕だ。
「っわ、」
このまま何分か掻き回されるだろうと思っていたが
その予想は残念ながら外れ、
天井を向いていた筈なのに、何時の間にか机と向き合っていた。
拘束されていた手は、変わらず。
が、背中に回され仰け反る体制となる。
ベルトに手をかけられ、片方だけのはずなのに
一瞬で取られてしまった。
そのままズボンと下着も太ももまで下げられる。
すると、いきなり右尻をまたもや掴まれた。
何度目だ、と恥ずかしさよりも苛立ちが生まれてしまう。
萩谷は腰を下ろした。拘束した手はそのままで。
何をするのかと思えば、
尻を伸ばされ、穴に温もりを感じた。
「っ、ぅそ…や”、」
ぴちゃぴちゃと後ろから卑猥な音がする。
「ぁ……っ…ン」
萩谷の長い舌が穴の中で動き回る。
恥ずかしさよりも気持ち良さの方が勝ってしまう。
前の局部がビンビンに腫れ、汁が垂れてきた頃
穴の温もりがでかくて太い物に変わった。
久しぶりのそれは指とは全く違くて、1度入れられただけでも達してしまいそうになった。
自分の口から甘い声が出ている事も気にせずに
それに夢中になる。
気づけば手の拘束も解けており、机の端と端を持ち、腕を伸ばす形となっていた。
腰を掴まれ、奥へ奥へと突かれる。
突然前立腺を押され、1度潮を吹いてしまった。
それ以来、ずっといい所ばかり責められるので
今にも死んでしまいそうなぐらい気持ちが良い。
「ぅ”あ……ぁ”、~~~」
動きが止まる代わりに、ビュッと液体が中で飛び散るのを感じた。
息を吐こうとすれば、液体ごと突かれてしまい
喉奥から変な音がした。
ぱちゅんぱちゅん、と液を広げていく内に
それが段々と元気を増していくのを感じる。
「も、っむ…ぃ…”ッ」
「”抱いて”と言ったのは誰ですか?」
「んぁ”…ッ」
突然耳元で囁かれ、びくりと体を震わせてしまう。
それが合図のように、後ろをまたズカズカと突き始めた。
快楽と疲労で頭がぼーっとしてくる。
口は開きっぱなしでヨダレがポタポタと垂れてくるも、颯太は全くそれに気づかない。
「ふふ、机がべとべとですね」
「っぇ”…」
くちゅくちゅと音をたてながら口内で液と指がかき混ぜられている。
指の付け根、手の甲、とつたっていく透明な液。
もう、自分が今どんな状態なのかが分からなくなってしまった。
ただ下半身の快感と口に突っ込まれた手の温もりを感じながら
目の前が真っ白になっていく。