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さよならプリンセス
rdkyo
なんか🟨👼さんが女々しいです
どぞ
さよならプリンセス宙に舞っている
隣で元友達、現恋人が眠り、沈むその姿は華やかな
魅惑のハッピーエンド
私とさよならだ
らっだぁと遊ぶ前によく鏡を見ておく
「…俺かわい~…」
らっだぁのタイプや好きな仕草を聞いて真似をする。もちろんらっだぁの恋愛対象は女なので髪も少し伸ばして女らしく可愛らしくする。
告白をしたいけど緊張して逃げ回る毎日です。
「また惚気？」
「そ~、こんちゃん聞いてくれるやん」
「いや聞くけど、今日はどうしたの？」
「どうやったら付き合えるかな」
ずっと、ずっと
「だって俺女の子にはなれないし、夢もないし、らっだぁの前だとあんま口聞けないし、話つまんないし、可愛くもないし…？」
告白の仕方なんてわからないし、それは仕方ないし
自分のだめなところに不意に気づいたらまるで
らっだぁから前にもらった指輪に勘違いするだろ、好きな人からアクセサリーもらったら束縛かな…？とか思うだろ笑うな！
いつも体型のことを弄ってくるのはらっだぁなりの愛情表現じゃね？てかそう思いたい…
「じゃあ告白しちゃえばいいじゃん…」
「惚気聞くの疲れてんだろ
告白はむりだって…」
期待を蹴った俺のことなんて気にしないでくれ…
さよならプリンセス、宙に舞っている
独り浮かぶその姿は華やかな
魅惑のハッピーエンド
昔の可愛くない俺とさよならだ
らっだぁに触られるたびに間抜けだ顔をしてしまう俺を変えたい、俺もらっだぁをどきどきさせたい！
この際恥捨てて全力で甘える…？いや無理
このまま幸せに暮らして、らっだぁの恋人に慣れたら、俺、俺は幸せだな
「みどり？みどり？」
「うるさい」
「え」
心の穴
「れうさ~ん」
「うわｯ!?後ろから抱きつくな!?びっくりするでしょ!?」
妬み、渦巻いた体の中
「…」
空回る毎日です。
「らっだぁのどこが好きなの？」
ずっと、ずっと
「…だってらっだぁ頭いいし、変わらないし、面白いし、顔もかわいいし、」
「ばどそれ持つよ」
さりげないし
「ばど~…、これかいたぁい…」
仕方ないし
溢れるオーラはまるで
きらきら輝く安定剤みたいで、それみめろめろな俺は面目ない…
古くて恥ずかしい昨日の俺のことなんて、思い出さないでね
さよならプリンセス
絶対に両思いなことに酔っている
独りで妄想するその姿はらっだぁから見たらかわいい顔をしているかな
そうだったら理想のハッピーエンドだな、俺とさよならだ
「…ばど、大好き」
俺はすでにわかっていたんだ
らっだぁとならこの世とさよならしてもいいと思える
前回と比べて短く見えるぜ…
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