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⚠エレジャン現パロ―学パロー注意ー⚠
メモに書いてあったやつなんですごい短いです。
放課後の教室、2人きりでいた。
ジャンは宿題をしていて、俺はそれをずっと眺めている。
まだまだ暑さの残る9月、窓から降り注ぐ光と優しく肌を撫でる風が心地良い。
ジャンはずっと机と向き合っていてこっちを見る様子はない。
細長い睫毛がその白い肌に影を落としていて、柔らかな光はさらにそれを助長させていた。
―—美しい、と思った。
下を見るその顔も一定のリズムでなるシャーペンの音も俺の前だけで見せてくれるこの何の警戒心もない顔も、今みたいなとこも。
全部全部合わせて綺麗だと思った。
「、綺麗だ、、」
ふと声が出たのは無意識だった。しかしそれは、けして聞いてはならない人が聞いてしまっていた。
ジャンは、ゆっくりと顔を上げた。
「エレン、」
「今、なんて言った?」