ATTENTION
必ず読んでから本編へ
なんでも文句ないです!って人は2スクロールくらいして下さい。本編が出現します。
⚪︎某6人組歌い手グループ🎲さんの二次創作および腐向け作品となっております。ご本人様とは全く関係ございません。主の主観・解釈が多く含まれます。
⚪︎nmmnのため、公開に大変慎重になっております。ご本人様の目に触れることのないようにお願い致します。突然削除する場合もありますのでご理解いただけると幸いです。
⚪︎全年齢対象(現時点)。シリーズものとなりますので、途中でR15程度には踏み込むかもしれませんが未定です。R18は含まれません。どちらにしろ直接的な表現は控えます。
⚪︎cp
・水白(一応左右非固定ですが主の好みにより水色左寄りが多くなりそうです)
・青桃(左右固定)
・黒赤(左右非固定)
・水白が基本メインです。他はサブ要素が強いですがちゃんと書こうと努力したいと思います。
⚪︎表記
・登場人物が6人と多いので、セリフの前に活動名の1文字目(ひらがな)をつけています。
1···▸り 2···▸ほ 3···▸し
4···▸な 5···▸い 6···▸ゆ
・一人称は主の好みです(しかも多分揺れます)。
・それぞれの呼び方はご本人様を参考に主の解釈です。
⚪︎全編通じてシリアス要素あり。1話で過激な表現はありませんがシリーズで後々出てくる場合があります。
⚪︎サムネは自作。
⚪︎転載・パクリ等はされてもあまり気にしません。自分の作品である事に変わりはないので。もしみなさんがそれらを見つけて嫌だなぁと思っても心の内に秘めてあげて下さい。
⚪︎亀更新。主はとても遅筆です。しかも飽きやすい。気が向いた時に続きを書きます。また辻褄合わせのために作品を編集することがあります。矛盾あっても許して下さい。頑張るので…。最後に。チャット難しい。ムリ。ノベルで勘弁して下さい。
上記事項をご理解いただけない方は閲覧をお控えください。また、地雷のある方はくれぐれもお気をつけください。
興味を持ってくれた貴方に𝑳𝑶𝑽𝑬_____
それではどうぞ!
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爽やかな秋晴れの日、登校中。暖かさも冷たさもない、ただただ心地よい風が僕の心を洗い流してくれるようだ。
し「んんー!いい天気やなぁ」
ゆ「ほんまそうやな!絶好の筋トレ日和!」
な「ええ?あにきは毎日筋トレ日和じゃん」
ゆ「まあ……そうやけどな」
な「認めるんかいw」
し「筋肉妖精プロティーーーーン!!!」
ゆ「おいっ!初兎!!!」
し「パタパタしちゃって?お空へ?Go!」
ゆ「やぁーめぇーろぉー!」
な「ガチ死ぬ、おもろすぎる笑」
ないちゃんはこのネタが好きらしく、いつもお腹を抱えて笑ってくれる。笑顔が良く似合う。
悠くんは暇さえあれば筋トレを始めるのでカバンの中にはいつも何らかの筋トレグッズが入っている。先日なんか悠くんがリュックを置いた時にものすごい音がしたものだから、まさかな、と思って聞いてみたところ、5キロのダンベルが入っていた。正直言って割と引いた。まあ、悠くんらしくていいと思うけど。
それにしても、いむくん遅いなぁ………
ほ「しょーーーちゃんっ!!!」
し「うぁっ?!」
後ろから突然抱き着かれる。
少し低めの体温と、確かな温かさ。
いむくんだ。
毎日思ってるけど勢いすごすぎやろ…
地味に背中痛いし。
けど、、。
し「いむくん!」
ほ「ふふーん ♬ おはよ!」
し「おはよ!」
めっっっっっっっちゃかわいいんですよ!!!
あの、どうも、みなさん。初兎と申します。目の前に天使が降臨してます。正確には目の後ろですかね。満面の笑みで僕のこと見つめてくれてます。死にます。現場からは以上です。
なーんて思ってるのは僕だけみたいで。
り「ほとけっちうるさい」
い「ほんまそれ。だまれあほとけ」
文句を垂れるのは低血圧なのか知らないけど、朝が苦手なりうちゃんとまろちゃん。そりゃそうよな。僕も寝てる時にこんなん来たら嫌やし。僕はいむくん ”だから” なんでも許せるんだ。
ほ「えーー2人ともひどーい!いーじゃん、別に。元気な人がいた方が朝はいいでしょ?眠い方が悪いんだよ」
はい、出ました。いむさんの謎理論。こんなとこも大好き。
し「いやそれいむくんが言うの…」
な「毎日遅刻しそうなくせにねーっ?」
ほ「あーあーきこえないなあーー!!」
ちょっとぷんすか(してるフリだよね、わかってるよ)してるとこも、はちゃめちゃにかわいい。もっとわがまましていいよ。
し「りうちゃんとまろちゃんは朝苦手よな」
な「ねー毎朝大変だから迷惑」
ゆ「俺は筋トレになってええけどな」
全部筋トレに結び付けてくる悠くんは置いといて、ないちゃんが棒読みすぎて流石に笑う。
理由は簡単だ。朝が苦手なりうらとまろ。それだけで済めばいいんだけど、この2人、朝は自力で歩かないのだ。そのせいで悠くんはりうちゃんを担ぐ羽目になってるし、ないちゃんに至ってはまろを引きずる担当になってしまっている(かなり雑ではあるが)。
ないちゃんの引きずり方があまりにも酷いんで、まろちゃん可哀想やなぁとも思うけど、その時のないちゃんの表情が面倒くさがっているようでいて、楽しんでいるようにも見えてぶっちゃけかなり面白い。なのでまろちゃんには申し訳ないが見ないフリをしてる。強いて言えば、まろちゃん、満更でもなさそうだし(ドMという訳では無さそう。どちらかと言えばドSだと思う)。
どうせこの2人はああなるし。問題はないはずだ。
そしていむくんは安定の遅刻。
りうちゃんとまろちゃんに関しては、朝つよつよトリオ()で2人の家に突撃して引っ張り出してくるんだけど、いむくんは家に来られるのがどうしても嫌みたいで、「遅刻する方がまだまし」らしい。
普段からスキンシップも多いし、すぐいろんな人にくっつきに行くし、パーソナルスペースも人一倍狭いのに変なとこでガードが固いんよな…。
僕は全世界の誰よりも、いむくんの両親よりも、いむくんについて理解していると断言出来る。が、これに関しては全くの謎だ。あまりずけずけと他人の事を聞くのは良くないと思うから聞かないでいるけども、僕はいむくんの全てをわかっていたい。知りたい。
まあ、朝はこんな感じ。これが6人の平常運転です。自分で長々と語りながら(脳内で)思いました。あまりにもイレギュラーすぎる。
やばいって?
こんなに騒いでたら浮いてない?って?
まあ実際そんな感じなんだけどね。髪色6人とも奇抜だし。だって考えてもみてよ。濃いめの赤髪ポンパドールと水色から紫へのグラデ髪ウルフと紫がかった白髪ウルフとめっちゃ明るいピンク髪ウルフと恐ろしい程の青髪とブラウンに金混じりのロングが毎朝こんな感じで騒がしくしてるんよ?
僕ら、高校生。主観的に見てもかなりやばいから、客観的に見たらマジでやばいはずだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
学校が見えてきた頃。
い「んぁ?ほとけ何持ってるん?」
まろちゃんが何か見つけたようで、いむくんの手からそれをひったくる。
ほ「ちょ、ちょっと!!!」
い「へへ、いただきぃ〜〜ふぅ⤴︎︎︎⤴︎︎」
目をいたずらっ子のようにギラギラさせるまろちゃん。さっきまでの眠くて死にそうですっていう顔はどこいったんよ…ってツッコミたい。
この2人はなんだかんだ言ってかなり子供っぽい。まろちゃんはめっちゃ頭いいのに悪ガキ感半端ないし、いむくんは言わずもがな。
でも一際優しいのもこの2人だったりする。
いっぱい助けて貰った。
あの時も、
あの辛い時も、
あの苦しい時も、
全部、全部。
でも、どうして。
どうして僕だけ____
苦しく渦巻く思いが、重くのしかかる。
い「しょにだ?」
し「………」
い「しょーにーだー?」
し「………ん…?あっ、な、なんや?」
危ない。
負の思考に傾いちゃダメだ。最近多いから気をつけなきゃ。しかも声掛けてきたの、まろちゃん。察しがいい所があるから……。
い「大丈夫か?具合でも悪いん?」
し「ううん、なんでもない。大丈夫」
い「そっか。なんかあったら遠慮せんで言ってな」
し「……ありがとう」
胸が、ズキンと大きく鳴ったあと、キリキリ、とネジを差し込まれたかのように痛む。
いつでもその優しさを他人にばっかり向けて。他人のことだけよーく見て。自分は結構、後回し。前のときもそうだった。それで……。
まろちゃんの良くないとこは、そういうとこだよ……
はっ……!
いけない。
また……。
まろちゃんの方を見る。気付かれてはいないようだ。
良かった……。話題、振ろう……。
し「なぁ、さっきまろちゃんがいむくんからひったくった紙ってなんだったん?」
な「あれ、初兎ちゃん聞いてなかったの?」
し「あ……。ごめん。ちょっとぼーっとしてた、はは……」
り「もぉー、しょにだしっかりしてよ〜」
し「ごめんってば……教えてくれへんの?」
ゆ「ほとけ、引っ越すんだってさ。それの住所変更届け」
………は?
頭を鈍器で殴られた気がした。
し「…え?」
い「いいリアクションやな笑、俺も最初ビックリしたけど笑」
な「転校はしないってよ。学区はそのままだから」
り「ちょっと遠くなるけど、登校も一緒に出来るってさ」
違う。そうじゃない。変更届けを出すなら転校はしない。そんくらいはわかる。
ほ「驚かせてごめんね。転校はしないから大丈夫だよ」
“_____から、大丈夫だよ。待ってて”
へにゃりと笑う、その姿が重なる。
これは、いつの、
!!!!!!
また……!
その日を境に全てが狂ったんだ。
思い出した。
きっかけはここだ。
今、動かないと、
いむくんの深い所に立ち入らないと、
何か行動を起こさないと、
このままにしたら、
今までの全部が
無意味になる。
また、あんな後悔はしたくない。
絶対にみんなをあんな風にはしない。
僕の使命を果たさなければ。
し「いむくん!!!ちょっと来て!!!」
ほ「はっ、はいっ、て、えっ?!」
細いその手首を掴んで、走り出す。大丈夫。顔には出ていないはずだ。ポーカーフェイスは得意だ。
な「ちょっ、ちょっと初兎ちゃん!?!?」
し「ほんまごめん!先行ってて!」
ちょっとした騒ぎになってるけど大丈夫だろう。後でなんとかなる。そんなことより今は、目の前のことに集中だ。
走りながら、喉元にせりあげる不安感をぐっと飲み込む。手に感じる温もりと鼓動を離さないように。とりあえず、人気のない所へ行こう。
さあ、ここら辺で、僕の正体を明かそうか。
そう、僕は全てを知っている。
これから何が起こるのか。
勘のいい人は既に気付いているかもしれない。
僕は、
僕は人生2週目なんだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
な「初兎ちゃんどうしたんだろうねー?」
り「りうらよくわかんない」
ゆ「まあ大したことないやろ、初兎の顔見た感じ」
い「そうやなぁ、まあ後で話聞こうや」
と一応発言しておくが………。
みんな気付いてないのか?
自分の勘がどれほど正しいかわからないが、今回に関しては割と当たっていると思う。
初兎が時折見せる悲しそうな表情。
今のこの騒動。
この2つ、絶対に相関性がある。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
続く
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最後まで読んでくれた貴方に𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬______
ここからどうなるか全然思いついてません!
また思いついたら投稿します!
コメント
2件
...好きすぎますね、、続き待ってます!