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[ん〜〜……ッあぁ、]
どうもこんにちは、ラッセル・アビントンと申します。
今日は私のモーニングルーティンをご紹介致します
私如きがこの様な事を申し出て良いのか……
甚だ疑問でしょうがあまり深く考えないでください
あら、私が起きましたね
[ッ……はぁ、]
目付きが悪いですが……すみません、
私……いや、今はまだ仕事ではありませんね
僕は朝が大変苦手でして…このままではアキト様やアヤト様、クーリー様とはお会いできません
[んん……、ん…はぁ、]
横を確認しましたね
僕はマイク君と同部屋です。横部屋はリック君とベリー君、しかし2人は相性が悪いのか毎回喧嘩声が聞こえます……あはは
あと、もうマイク君は部屋を出ています。
流石はコック長です、やはり仕込みは大事ですから
[ぃしょ…と、]
ベッドから起きましたね
本格的に支度に入る様です
なんだか自分自身に声を入れるのは恥ずかしいです
ガチャ
僕はまずベッドから起きると執事室制服所へ行きます、ほとんどの執事が起きたらまずそこへ行きます。
文字通り全執事達全員の制服があります
並びに全員のロッカーも
某遊園地のヤツみたいですね 笑
《おっ!セルちゃ〜ん、おはよ〜》
[え、あぁ…はぃ、ぉはようございま、す]
〈おはようセル、相変わらずだな〉
[はぃ…]
横部屋の2人も起きてきたようです
いつも相まみえます
〈一緒に制服所に行こう、こんな時間だと遅れるぞ〉
《えっ?!ガチじゃん!早く行こう?》
[えっ、あっ…もうこんな時間…行きましょう!]
只今の時刻は5時30分、6時には出勤です…!
早く行かなきゃ……
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[おはようございます]
《おっはよ〜皆ー!》
〈おはよう〉
〚あぁ…おはようございます、専属〛
〚今日は良い天気ッスよ〜〜〜〛
〚遅いです専属、もう30分で仕事ですよ〛
この人達は一般執事の人達です
たくさんの顔の隠れた執事でも、出勤前はちゃんと髪や顔をセットします。皆様カッコいい顔です!
僕らは専属執事兼一般執事の上司なので皆様からは総じて専属と呼ばれてます。
[すみません皆さん……]
《あーあーごめんっ!急がなきゃ…皆様をお起こししなければならないのに……!》
〈おいこらベリー、ネクタイもシャツも曲がってる〉
〚あ…専属、あなたもですよ〛
[あっ本当ですね]
《着替えた?!皆着替えたね?!行くよ!》
[はい、!]
皆様ここで出勤と思いますでしょう?
まだまだです
今は着替えただけなので目ヤニも髪もセットできていないままなんですよ
なので今から執事室洗面所という所へ行きます
バカでかい流しです
《髪!髪結ばなきゃ!》
[あっ、待ってベリー君!まだ顔洗って無いでしょう?!]
《あ”っ!マジだ…!》
〈何やっているんだ、もう!〉
てんやわんやで身支度をします…
《セル!髪!髪結んで!》
[えぇッ?!僕も結ばなきゃなんだけど…!]
〈安心しろ、お前のは僕が結ぶ〉
[えっリック君は?!]
〈僕は手こずらずに結べる〉
[そ、そうですね……]
彼…リック君は僕ら首席の3人の中でも特別能力値が高いです。しかし、彼一人で首席卒業は野望じゃないと、個人での首席卒業を断念しました。
男気溢れる御仁です。そしてわざと成績を僕ら基準にし、3人で首席卒業を果たしたのです!
[できましたよ、!]
《ありがと!》
〈僕もできたぞ、〉
《はっっっや?!》
〈僕の能力をナメるな〉
《くぅッッッ!勝てねぇ…!》
[そんな事は良いですから、早く行きますよ!]
《今何時?!》
〈5時45分だ、!〉
《あと15分、!?》
[とにかく走りますよ!]
《も〜っ!なんでこんなに地上へ出る階段長いわけ?!》
〈あぁ…!〉
ガチャ ギィィィィィ……
《扉おっっっも…!》
ガダンッ!
《よっし!》
[走りますよ!]
〈言われなくても…!〉
毎朝こんな事しながら身支度します
僕はいつもお寝坊さんなので……
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AM 6:00
『おはよう、3人共』
[おはようございます!執事長!]
《おはようございます!執事長!》
〈おはようございます!執事長!〉
『うん、いい返事だ。仕事へ向かいなさい。』
[はい!今日も精一杯ご奉仕させて頂きます!]
《はい!今日も精一杯ご奉仕させて頂きます!》
〈はい!今日も精一杯ご奉仕させて頂きます!〉
『結構、出て良し』
[失礼します!]
《失礼します!》
〈失礼します!〉
さて、いつもの仕事の始まりです
私はラッセル・アビントン、この屋敷に勤めるしがない執事でございます。