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皐月『梅宮ッ!!』
梅宮「お!皐月〜!来てくれたんだなぁ!」
皐月『来てくれたとかじゃねーよ!お前言いふらしたのか!!?』
梅宮「?何をだ?」
コイツとぼけやがって……。
皐月『俺とお前が付き合ってるって…!みんな知ってんだぞ!?』
俺が話すと梅宮はポカンとした顔で
梅宮「俺話してないぞ?」
皐月『…は?』
梅宮「話したいのは山々だったけど、皐月そうゆうの嫌いだろ?だから俺誰にも言ってないし、知ってるの桜と柊くらいだぞ?」
皐月『じゃ、何でみんな知って……』
俺は恥ずかしくなって下を向いた。
梅宮「……、そりゃぁ俺が皐月大好きで、皐月はそれに応えてくれたから皆にも伝わったんだろ……!」
そう話す梅宮だが、俺は恥ずかしいし、感情が分からない……。
ずっと黙ったままの俺に梅宮は更に話しかけてきた。
梅宮「俺と付き合ってるって言われて不快だったか?嫌か?」
皐月『…、違う』
梅宮「なら何が嫌なんだ?何がそんなに苦しめる?」
皐月『………。』
言葉が出ない、口が開かない……。
本当は言いたいこと沢山あるのに……、追い付かないし、怖い。
何も言わない俺に対して梅宮は
梅宮「……、今日はこれで終わりにしよう、また話聞かせてくれ」
そう言って屋上から消えてしまった……。
すれ違いざまに悲しそうな顔を見せて……。
俺はそのまま屋上の扉の横で座ったまま帰れなくなった、嫌、帰れなくなった。
力が出なくて……、あんな顔させた俺が許せなくて…。
皐月『ほんと、救いようがないクズだよな……。』
桜「誰がだ?」
急に話しかけられて横を見ると桜がいた
皐月『』
桜「おい、何とか言えよ、ってか生きてるか!?」
皐月『ア、イキテマス』
桜「急なカタコト辞めろよ……、それでお前何でまだこんなとこにいんだよ」
皐月『……、合わせる顔も無いし、家に帰っても独りだし……、ってか何で桜ここに来たんだよ』
俺が話すと桜はそっぽ向いて
桜「……梅宮から連絡あったから」
皐月『…は?』
桜「……俺とお前と梅宮、こ、恋人だし……アイツなんかしんどそうに連絡あったから…来た」
皐月『……ッ、悪かったと思ってる…、俺が梅宮を傷付けたから…。』
桜「……、確かに同性が付き合う事に抵抗する奴はいると思う、でもココ(風鈴)でそうゆう奴見た事ねーよ」
桜の言葉を聞いて俺はハッとした、確かに誰も拒否しなかった、寧ろ嬉しがってたような気がする……。
桜「だから……ってお前泣いてんのか!?」
皐月『…、俺梅宮に酷いことした……、アイツが俺との関係言いふらしたと思って……』
桜「あー、まぁありそうだけど…、お前の嫌な事しないだろ」
皐月『……うん』
桜「あー!もう泣くな!!……、ほらこっち来い」
桜は両手を広げて恥ずかしそうに話した
皐月『…ん』
俺は桜の体に擦り寄って安心して眠ってしまった……。