テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「全面ガラス張りのお風呂って初めてかも」
「見えないって、わかってても何か恥ずかしいね」
2人で湯船に浸かりながら、ぼんやりと外を眺める。
イルミネーションのように輝く街は、相変わらず賑やかそうだ。
横を見れば、頬を染めた愛しい人。
もうこうなったら景色なんてどうでもよくて、バスタブの縁に掛けた腕にコテンと顎を乗せる舘さんに見惚れていた。
「どしたの?目黒」
「綺麗だなと思って」
「…明らかに夜景観てないでしょ」
「もちろん、舘さんのことだもん」
「何それ笑」
呆れながらも、顔を近づけるとキスを受け入れる。
軽く音を立てるキスを何度も繰り返して、やがて深く重なり合う。
「ん…、ん、」
キスだけで、こんなに気持ちいい。
「舘さん、もっと触れてもいい?」
「…うん」
唇、頬、耳元、こめかみへ、優しくキスをしながら背中をそっと撫でる。
「ん…、」
掌で、指先で、舘さんの全身をなぞるように撫でると、水面がぱちゃんと波立った。
「んん…っ、目黒…、ぁ、」
首筋にキスを落とすとぴくりと身じろいで、俺の背中にスルリと腕を回して抱きしめられる。
「あはっ!それ、くすぐったいっ」
横腹を撫で上げるとぎゅっと身を縮めて、背中に回された腕に力が込もった。
「ごめん笑」
舘さんの腰を抱えて脚に跨がらせると、額を合わせて見つめ合う。
唇を喰むキスをすると、積極的にそれに応えて官能的になっていく。
舘さんの手が俺の肩胛骨を象るように撫で、背骨をなぞって滑る。
ゾクゾクとする愛撫に、重ねた唇から熱を含んだ吐息が漏れた。
「っ舘さん、えろい…」
「目黒のせいでしょ」
肉付きのいい舘さんの胸に手を這わせると、強請るように突き出されたそこを優しく揉みしだく。
「あ…、ん、ん…っ」
感じやすい場所だと知っていて、決定的な刺激を避けて愛撫を続ける。
「ん…っ、目黒、そこ…、もっと触って…っ」
堪らず懇願してくる舘さんが可愛くて、舌を這わせてぢゅっと吸い付いた。
「んんっ♡♡は…っ、ぁ♡」
全身の愛撫を続けながら、硬く起ち上がった先端を舌と歯で甘噛みすると、ぴくんっと身体を震わせて仰け反る。
「はぁっ、あ♡…はぁ…っ」
「気持ちいい?」
「ぅん…っ」
「可愛い♡」
両胸を舌と指で愛撫すると、ぴくんぴくんと隆起させて善がった。
脇の下から回されていた舘さんの腕が、背中を艶めかしく撫でながら腰骨をたどって体の中心へと移動する。
すっかり勃ちあがっている俺の自身を捉えると、先端に指を這わせそっと包みこんだ。
「っ!舘さん…?」
「俺だけ気持ちいいの、やだ…」
「舘さんに触れてるだけで気持ちいいよ…?」
「…じゃあ、しない」
「ごめん、続けてほしいですっ」
「んふっ。じゃあ、キスして…」
味わうようなキスをしながら、胸の突起を爪弾いた。
舘さんの手が優しく自身を扱く快感に、もっていかれそうになるのを、相手を悦ばせることに集中して踏みとどまる。
「んっ…!んんン♡は…っ、ん、」
上顎を舌先で撫でると、びくんと腰を揺らして、自身を握り込む手に力が入った。
「っあ…、舘さん、それ気持ちいい…っ」
「ん、こう?」
カリに指が掛かるように握り込み、少し強めに擦り上げられる。
「んっ!舘さん…っ、俺イっちゃうじゃん…」
「イッていいよ、目黒…」
「…俺だけイくの、ヤダ♡」
「! あっ♡」
舘さんの自身に手を伸ばすと、ひくっと脈打つのがわかった。
優しく包み込んで上下に擦ると益々硬く膨張する。
「んっ!…はぁっ、はぁ、…目黒っ」
お互いの熱を慰める行為に耽けながら、何度も唇を重ねる。
絡める舌の柔らかさが、吸われるその感触が、挿入のそれを思わせて感情が昂った。
「あ…っ、舘さん、俺もう、イくって…っ」
「んんっ♡俺もイくっ!…あ、イく…っ」
「お風呂の中でイっちゃったね」
「んははっ。シャワーして上がろうか」
バスタブに手を掛けて、同時に立ち上がる。
少しふらついた舘さんを支えようと思ったら、体が重く感じて、俺までよろめいた。
「「大丈夫?!」」
2人同時に心配の声を上げて、思わず吹き出した。
「急に重力感じた笑」
「俺、ちょっとのぼせた笑」
バスタブの縁に掴まって、ダサぁ!なんて言いながら笑い合う。
少し温めのシャワーを浴びて、バスタブの栓を抜いた。
…なんとなく、排水口に吸い込まれていくお湯を見つめていると、バスタオルをそっとかけながら舘さんが寄り添ってきた。
「どうしたの?目黒」
「ん、気持ち良かったなぁって笑」
「もう笑 何それ」
早く体拭きなよって、バスタオルで包み込みながら抱きしめられる。
舘さんのほうに振り向いて正面から抱きしめると、火照ったポヤポヤの顔で見上げてきた。
「かわいすぎない?」
「何が笑」
ほんわりと温かい頬をくっつけ合うようにして、耳元に唇を寄せると、ちゅっとキスをした。
「ベッドで、もっと気持ちよくなろうね♡」
「…うん」
真っ赤になった耳に、もう一度キスをした。