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10年後も100年後も
急に始まります。
なんでも許せる人向け。
hr「」ki『』
ひとしきり泣いた後、僕を選んでくれた長尾に「ありがと」感謝を伝えた。
長尾はニコッと笑って満足そうな顔をしている。
(……大人になったら、ねぇ、)
僕らがこの先大人になって付き合ったとしても、ずっとその関わりのままいれるのかと言われたらそうとは言いきれないもので。
長尾は高校を卒業して、大人になったら祓魔師になる。祓魔師というものは常に危険と隣り合わせだ。
だから一生一緒に、なんて約束はできないだろう。いつ死んでしまうかも分からない。
それが桜魔という国に生まれた僕たちの運命なのかもしれないが、もし長尾が死んでしまったら?そんなの耐えられるはずがない。
付き合ってお互い終わらない愛を抱えるよりも、親友としての友情で留めておいた方がきっと悲しみは少なくなる。
今更そんなことが脳裏をちらつく。きっと長尾も自分がいつ死ぬか分からないと分かっていて、僕に向かって真剣に大人になったら付き合ってくれと言っているはずだ。そんな長尾の気持ちを無下にするような真似はしたくない。
かと言って僕も研究職についたらきっと忙しくなる。長尾にいつでも構ってやれる訳じゃない。
お互いに触れ合わない時間が続くと恋愛としての『好き』という感情が無くなってしまうのではないか?
そう思うと、どうしても、あいつを恋人として愛すことが無性に恐ろしい。
『…また難しいこと考えてんのか?』
長尾が呆れたような顔で僕に向かってそう言う。
「んぁ、そうだねぇ…長尾って大人になったら祓魔師になる訳じゃん?」
『そうねぇ〜、代々祓魔師の家系なもんで』
「それでもし、長尾が任務先とかで魔に殺されたらって思うと…やっぱり僕耐えられないなぁって。付き合って、お互いに深い愛を抱えたらその分どっちかが死んだ時の悲しみは大きくなる、それならやっぱり付き合うのはやめて親友としての友情で終わらせた方が悲しみは少なくなるんじゃないか。って、長尾の気持ちを考えれてない最低なこと考えてたよ笑 僕ってほんとダメだね…っ笑」
このどこかやりきれない感情を長尾にぶつけた。
混乱してまともな判断ができずにこんなくだらない自分だけの悩みをぶち撒けてしまった。嗚呼、ほら長尾、驚いた顔をしているではないか。
今自分はどんな顔をしているのだろうか。きっとくちゃくちゃだろうな。
『…俺はさ、お前が今悩んでることを解決してやることはできねぇんだろうけどさ。でも、俺は
たとえお前が付き合わないっていう判断をしたとしても、絶対に諦めねぇから。それで甲斐田が苦しむことになったとしても。
お前のこと、諦めたくない、お前のこと一生呪って愛してやる。
俺は将来祓魔師なるって決めてるから、一生一緒にいるって約束はできねぇけど、俺とお前がこの世界で一緒に生きてるうちは、ちょっとでも一緒にいる!どんだけ嫌だって言っても離してやんねぇからな』
予想もしていない言葉の連続で咄嗟に声を出せなかった。
長尾は本気で僕のことを愛してくれている。それなのに僕は長尾の気持ちも考えられずにその思いを踏みにじるようなことを言った。
謝罪と、あとは感謝の気持ちでいっぱいだ。
やっぱり僕にはお前が必要だ。たとえ『好き』という感情が僕たちを苦しめて、呪いになったとしても、この生涯閉じるまで僕の好きな人を、想い続けよう。
「っ……うんッ、ごめんな、それと…ありがと!悩み解決できそうだわ!!」
『まぁじか〜良かった!!あんま重く考えすぎんなよ〜笑 これでも俺結構強いんすよ〜〜??』
「あれぇそうだっけ?忘れてたナ〜〜」
『おめぇふざけんなよ!?!?』
なんて、いつもの僕たちらしい会話に戻るのだった。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
小説書くのムズすぎて意味わからんところあるとおもうんですけど許してください…汗
今回の作品結構hrが悩んだりとかすっごい考える描写が多いと思います
結構お互い激重愛抱えてるのでその分そういう描写が増えちゃうんですよね。お互いを思ってー…みたいな
そこも今回の作品の特徴かなぁと
次回からようやく場面が変わりそうです。次回はいつになるのやら…汗
まじでマイペース投稿なんで気長に待ってくれると嬉しいです!
ありがとうございました〜ではまた次で!