テラーノベル
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14歳(中3)×13歳(中2)
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朝。
🍍「兄ちゃん、起きて~」
ベッドの上で丸まっているいるまを、なつが軽く揺する。
📢「……あと5分」
🍍「昨日もそれ言って遅刻しかけたじゃん」
📢「あと5分」
🍍「はいはい」
諦めたようにカーテンを開けると、朝日が部屋いっぱいに差し込んだ。
📢「まぶし……」
いるまが眠そうな声で言う。
🍍「ほら、朝ご飯できてるって」
📢「……起きる」
◇◇◇
玄関で靴を履く。
📢「なつ忘れ物ない?」
🍍「ない!」
「…たぶん」
📢「鍵持った?」
🍍「持った!」
📢「ハンカチは?」
🍍「持った!」
📢「弁当」
🍍「持った!」
📢「宿題」
🍍「……。」
📢「ほら、忘れてるじゃん」
🍍「今日提出だっけ?」
📢「あぁ。」
🍍「危な~」
机の上に置きっぱなしだったプリントを呑気に取りに行くなつを見て、いるまはくすっと笑った。
📢「なつってほんと抜けてるよな」
🍍「兄ちゃんだって朝弱いくせに」
📢「お前にだけには言われたくないわ」
◇◇◇
昼休み。
🍍「兄ちゃ…兄貴いる?」
なつが扉の前からいるまを呼ぶ。
「いるま~弟くんが呼んでるよ」
📢「なんだー?」
いるまが教室の中から聞く。
🍍「お弁当のお箸忘れた!」
📢「……。」
🍍「貸して!」
📢「俺は手で食えって?」
🍍「いいじゃんお願い!」
なつが少し甘えた声で言う。
📢「…今日だけだからな」
呆れながらも教室を出て、廊下まで行く。
📢「ほら」
🍍「ありがと~!」
📢「明日から確認して来い」
🍍「気をつけます!」
📢「絶対しねぇだろ」
🍍「バレた?」
なつは照れくさそうに笑うと、自分の教室へ走っていった。
その背中を見送り、いるまは小さくため息をつく。
📢「…ほんと手がかかる」
そう言いながらも、その表情はどこか楽しそうだった。
◇◇◇
放課後。
🍍「兄貴!」
部活を終えたいるまが昇降口へ向かうと、なつが壁にもたれて待っていた。
📢「待った?」
🍍「ちょっとだけ」
📢「悪い」
🍍「いいよ」
二人は並んで歩き出す。
学校を出ると、なつは制服のネクタイを少し緩めた。
🍍「今日めっちゃ暑かったー」
📢「部活してた俺の方が暑い」
🍍「それはそう」
思わず二人で笑う。
📢「ちゃんと水飲んだか?」
🍍「……半分くらい?」
📢「少な」
🍍「だってぬるくなるの嫌なんだもん」
📢「だからって飲まなかったら意味ねぇだろ」
🍍「次からちゃんと飲みますー」
📢「ほんとか?」
🍍「……ほんとほんと」
📢「ちゃんと飲めよ?」
🍍「はーい。」
ほんと、返事だけは素直だ。
◇◇◇
家に着く。
「ただいまー」
リビングに入った瞬間。
🍍「兄ちゃんゲームしよ」
その一言を聞くたびに、学校で見せる少し大人ぶった「兄貴」という呼び方との違いが、なんだか可笑しくなる。
📢「着替えてからな」
🍍「えー」
📢「汗だくだろ」
🍍「……確かに」
📢「ほら」
🍍「はーい」
不満そうに返事をしながらも、自分の部屋へ向かう。
その後ろ姿を見ながら、いるまは笑った。
少し生意気で、少し手がかかる。
学校では「兄貴」と呼んで少し背伸びをしているくせに、家へ帰れば昔と変わらず「兄ちゃん」と甘えてくる。
そんな弟が、いるまは案外嫌いじゃなかった。
#🍍📢
くらげ
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コメント
8件
あたし も 今 兄弟 パロ 買い取るんやけど まーー じで うまくない ですか ⁉️ あたし も がんばろ 、… ッ
えもうほんとにありがとうございます!!!!この雰囲気くそ好きですまじ最高好きー!!!!赫くん家では甘えるのちょっと可愛すぎるよ反則!!紫さんも、ずっとメロいのやばいよ私がしんじゃう。(((? まっじで最高のプレゼントっす!!うれしい!!ちな!誕生日いつー?