テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
5件
わあ...😍すごい素敵‼️💕 俺の考察は、天使らだがどりみーを誘い込んで飛び降りさせたのかなって🤔 精神的に限界だったから幻覚が見えてたとか❗️
こんにちは、あめです。rd運営!
いいよね……。
注意書き
rdmd
BL ✕
R ✕
(解釈によっては)タヒネタ
曲パロ
だいぶ前に書いたやつ。
ずっとあげるの躊躇ってたけど、勇気をだして。
それでは、大丈夫な方は本編へどうぞ。
暗く重たい空気の室内に似つかない、感動的な音楽と男女が抱きしめ合う映像。
あぁ、やっぱりハッピーエンドはいいな。
バッドエンドなんて、気が重くなるだけだ。
ただでさえ息苦しいのに、そんなのを見たらもっと苦しくなるだろう。
ため息をついて、テレビを消す。
画面からの光を失い、室内は完全に真っ暗になった。
カーテンから差し込む細い月明かりだけを頼りに、ベッドによじ登る。
布団に潜り込んで目を閉じるが、中々眠れる気はしなかった。
「…明日ハ、モット… 」
言いかけて、やめる。
どうせそんな奇跡起きっこない。
そうやって小さな希望の光さえ消して、今日も俺は静かに眠りにつく。
窓から差し込む陽の光とそよ風が、朝を教えた。
ぼーっとする頭で太陽を睨む。
布団にくるまっていると言うのに、体が芯まで冷えるような寒さ。
最近はすっかり冷えてきて、それがまた、俺を布団の中に閉じ込める。
仕事に行きたくない。誰にも会いたくない。
1人になりたい。
頭が痛い気がして、仕方なく布団から這い出てリビングへ向かう。
薬を探している途中で、ふと窓の外を見た。
気になったから。ただそれだけ。
窓は結露で白く濡れていて、外ははっきりとは見えなかった。
そんな中でも、それは一際目立っていた。
白い翼。
一瞬、見間違いかと思った。
窓に駆け寄り、結露を服で拭いとる。
見間違いなんかじゃなかった。
白い翼を背中に携え、頭には金の輪が浮かんでいる。
間違いない、
天使だった。
俺夢見てんのか。
普通にそう思った。
天使、?コイツが?
身なりが少し天使とはかけ離れているような気がする。
青いニット帽を被って赤いマフラーをしたそいつは、天使なんかじゃなく普通の人間に見えた。
瞬間。そいつはこちらを振り返っていた。
目が合った。
逸らしたかったけど、逸らせなかった。
幸福とは何か。
その全てを映し出したかのような美しい青の瞳。
息を呑む。
沈黙が広がった。
なんとなくその沈黙を破りたくなって、俺は窓を開けた。
??「お、」
??「やっと開けてくれたね。」
目の前の天使は、優しく微笑んだ。
呆気に取られて何も言えない俺に、天使は言う。
??「ずっと見てたんだよ、君のこと。」
??「俺を助けてくれないかな。」
md「ハ、?」
??「難しいことじゃないよ?ただ、俺と一緒に来て欲しいってだけ。どう?素敵な提案じゃない?」
天使は、少し得意げに言う。
md「…アナタハ、」
??「?」
md「天使ナンデスカ、?」
思わず聞いていた。
違ったらどうしよう。
そう思ったのもつかの間、天使は大きくうなづいてにこりと笑った。
??「そう、天使だよ。」
rd「らっだぁっていうんだ。よろしく。」
md「ァエ…」
天使だった。
しかも、ちゃんと名前あるんだ。
色々よく分からないことだらけだけど、さっきの提案は悪くないと思った。
md「アノ、一緒ニ行クッテ、ドコニ…?」
rd「来たらわかる。君は…みどりは、今の生活が嫌なんでしょ?」
md「ッ、俺ノ名前…!」
rd「知ってるよ。だって天使だもん。」
また得意げに笑って見せて、天使…らっだぁと名乗るそいつは、こちらに手を差し伸べてきた。
rd「”非日常”、一緒に楽しもう?」
md「ッ……」
行きたい。
本気でそう思った。
この地獄とおさらばできるなら。
でも、そうしたら家族はどうなるんだろう。
友達は?会社は?
戻ってきたら、俺は責められるのだろうか。
聞きたくて、顔をあげた。
その瞬間。
彼と目が合った。
体が動かない。
脳が、思考することを放棄しようとしていた。
……もう、どうでもいいや。
この人と一緒に居られるなら。
md「…行キタイ。」
rd「ん?」
md「あなたについて行きます。」
rd「…君は正しいよ。俺が証明する。じゃ、行こ。」
天使は、今までで一番優しい笑顔を浮かべた。
俺は、その手を掴んだ。
md「らだおクンニ出会エテ良カッタ。」
rd「え、何急に?w」
md「…ナンデモナイ。」
rd「はぁ?なんだお前w」
ケラケラと笑う、俺の天使。
彼のおかげで今の俺がある。
ありがとね。
俺を救ってくれて。
例え、その救済が正しい方法じゃなかったとしても。
俺はあなたと居られて幸せだ。
おわり!
これは「IMWANOKIWA」っていう、いよわ様の曲のパロディです。
これ聴いた時、すごいrdmdが頭に浮かんだから、浮かんだままに書いてみた。
曲パロ大好きです。
……あ、なんか色々考察してみてください^^
読んでくれてありがとうございました。
では、おつあめ。