注意⚠️いきなり始まります。
あと展開早いですし短編じゃないことも多いでしょうし考察とか伏線いれるのできません
入りも切りも下手です。
閲覧は自己責任で
何気ない日々。
パラオ「ないちー!遊ぼ!」
日帝「そうだな、何して遊ぼうか」
ないちはぱらおといつも一緒にいてくれて、
パラオ「ぱらお鬼ごっこしたい!ないちが鬼ね!」
日帝「あぁいいぞ」
ないちは優しくて、
パラオ「ないちってつおいねー」
日帝「ありがとな、ぱらおもつおいぞ」
パラオ「やったー!ぱらおつおい!」
日帝「そうだな、ぱらおはつおいな」
ないちはつおくて
ないちはかっこよくて
ないちは…
太平洋戦争
『大日本帝国陸軍御国ノタメニ逝ッテ参リマス』
パラオ「ないち行かないで!」
日帝「すまない…パラオ」
日帝「御国のためなんだ」
パラオ「いやっいやだよっっ!!!行かないでっないち…」
日帝「パラオとにかくお前は逃げろ!巻き込みたくないんだ!」
パラオ「でもっないちは!」
日帝「危険だからついてくるなよ」
そう言い残して
日帝焦るかのように背を向けて行ってしまった
反対にぱらおはパラオ島、本島へ避難した
戦争なんかで
こんなにも幸せが簡単に崩れてしまうだなんて
あれから数年経ったころ
朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク
朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ
抑々帝国臣民ノ康寧ヲ図リ万邦共栄ノ楽ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遺範ニシテ朕ノ拳々措カサル所曩ニ米英二国ニ宣戦セル所以モ亦実ニ帝国ノ自存ト東亜ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス然ルニ交戦已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海将兵ノ勇戦朕カ百僚有司ノ励精朕カ一億衆庶ノ奉公各々最善ヲ尽セルニ拘ラス戦局必スシモ好転セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス加之敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ惨害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戦ヲ継続セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神霊ニ謝セムヤ是レ朕カ帝国政府ヲシテ共同宣言ニ応セシムルニ至レル所以ナリ
朕ハ帝国ト共ニ終始東亜ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ対シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝国臣民ニシテ戦陣ニ死シ職域ニ殉シ悲命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内為ニ裂ク且戦傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ惟(オモ)フニ今後帝国ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス
朕ハ茲ニ国体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ乱リ為ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム宜シク挙国一家子孫相伝ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ国体ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ体セヨ
ないちの国でぎょくおんほうそう(?)があったらしい
ぱらおにはなんて難しくてよく聴き取れなかったけど
一つだけ、
わかったことがある
ないちが戦争に負けた
パラオのもとに帰ってきたのはこの言葉だけ
ぱらおは泣いて叫んで悔やむことしかできない
あの時ぱらおが逃げなければ
ないちを止めてたら
ぱらおが強かったら
「う…ぁ…ないちっッッなんでッッッうわぁぁ…ッッッないち…ないちぃッッ」
悲しむ人々の声だけで
日帝からの返事はどこからもこない
それからというとパラオ含める国民たちは悲しみに暮れていた
その時だった、
『パラオ?』
誰かがパラオを呼んだ
ないちによく似た
少し低く落ち着いた声で
パラオ「ないち!?」
ぱらおは慌てて振り向いた
そこに居たのは
スーツ姿の優しそうな国だった
パラオ「ないちじゃないっ…誰?」
「私は…」
一拍おいてからその国は名乗った
日本「日本と言います」
パラオ「にぽん…にぽんは…なんでぱらおの事知ってるの?」
驚いたようにパラオは聞いた
日本「私は大日本帝国…いや、貴方の言うナイチの息子です」
パラオ「ないちの!?」
日本「えぇ…パラオ、貴方のことはよく父上からよく聞いてたんですよ」
パラオ「ないちが…」
日本とパラオは話を続けた
パラオ「ねぇにぽん」
日本「なんですか?」
パラオ「ぱらおこれからどうしようと思ってたけど」
パラオ「にぽんが会いに来てくれたおかげで少し元気出た!」
日本「なら、良かったです(微笑)」
日本「あ、そろそろ私は日本国の仕事があるので戻りますね」
パラオ「にぽんもいっちゃうの?」
日本「パラオ大丈夫、私はどこにもいきません」
日本國憲法九条
「戦争の放棄」、「戦力不保持」、「交戦権の否定」
日本「もう戦争はしないと決めましたから」
パラオ「ほんと!?よかったぁ…安心した!ぱらおにぽんもいなくなっちゃうと思った」
パラオ「あっ!」
パラオは何か思いついたように声を挙げた
パラオ「あのさ、ぱらおね!これから頑張る!」
パラオ「いいこにしてたらないち帰ってくるかもしれない!」
日本「そうですね…いい考えです」
日本「たしかに、帰ってきてくれるかもですね」
日本「お互い頑張りましょう」
パラオ「うん!にぽんも頑張ってね!」
パラオ「お互いに!」
日本「えぇ、お互いに」
パラオ「にぽん、また会おうね!」
パラオ「約束だよ!」
日本「わかりました、約束です」
『また会えるまで』
完
とりあえず1エピソード終わらせました!
短編ってこんなものでいいものかなのか…
最初から暗めでごめんなさい!
思いつきで書いてるのでこうなっちゃいました…
ここまで見ていただきありがとうございます!
スクロールお疲れ様でした!
またお会いしましょう!
では。以上革手袋。
【追記】
キャラ名振りました