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最近ノベルばっかなのでそろそろチャットもしないとですかね〜…
今回はブルーロックのカイ潔ですぐ嫉妬しちゃうカイザーが潔にお仕置きえっちする話です!
これはリクエスト作品です!
それでは、どぞ〜
潔が試合後のクールダウンを終え、ベンチに座っていたときだった。汗の残る首筋に、すっと冷たい風と共に人影が差し込む。
カイザー「……またあいつと話してたな。」
低く、喉の奥から鳴るような声。
潔が顔を上げると、ミヒャエル・カイザーが立っていた。濡れた金髪が額にかかり、青い瞳が真っ直ぐこちらを射抜く。
潔「え?何の話だよ」
カイザー「”蘭世”のことだ」
潔「ああ……?ただのプレーの話をしてただけで――」
その瞬間、カイザーは潔の顎をすくい上げ、強引に顔を近づけた。ほんの一瞬、唇が触れるかと思うほどの距離。
カイザー「他の男に笑いかけるな。俺が不機嫌になるだろ?」
潔「……お前、何言ってんの?しょうがないだろ。黒名は俺の相棒だし。」
カイザー「俺だけを見てろ、世一。俺とだってお前とプレーの話なんざいくらでもできるだろ。お前の才能も、熱も、プレーも、その眼も──全部、俺のものなんだから」
潔は一瞬、言葉を失った。
カイザーは試合では誰よりも傲慢で、誰よりも強くて。けれど今は、どこか必死な目をしていた。まるで、自分がいなくなることを本気で恐れているみたいに。
潔「……プレーを見てるのは、俺も同じだ」
潔がそう返すと、カイザーの表情がわずかに緩んだ。
カイザー「……はは、そうだな。お前に見られてると、いいゴールが決まる気がする」
潔「…なんだお前。今日何か、気持ち悪ぃぞ」
カイザー「世一くんは恋人に対して酷いでちゅね〜?」
そのまま、カイザーは潔の額にそっとキスを落とす。
優しく、でも確実に“俺のもの”と刻み込むようなキス。
カイザー「安心しろ。お前が俺だけを見てる限り、嫉妬して誰かを殴るなんてことはない。」
潔「………冗談だよな?」
カイザー「さぁ?」
潔「おい!ったく、やめろよな。お前の冗談分かりにくいんだよ。」
潔は小さくため息を吐いて、でも拒むことはなかった。
心の奥が熱く、くすぐったいように疼く。
――本気で言ってる、この男は。
潔「……じゃあ、見せてくれよ。お前にしかできない“プレー”を」
その言葉に、カイザーは満足げに笑って、潔の手を取った。
カイザー「任せろ、俺のお姫様」
試合が終わり部屋のドアが閉まった瞬間だった。
カイザーは潔を壁に押しつける。強引に、でもどこか優しさがにじむ手つき。
潔は驚いて目を見開くも、次の瞬間、首筋に落とされたキスに息を呑んだ。
カイザー「お前……あれほど他の奴に気をやるな、笑顔を振りまくなと言ったそばからしっぽ振るやつがいるか?俺以外の男にクソ気安く笑いかけるな。」
低い囁きが耳元で熱を帯びる。
潔「ちょ、ちょっと落ち着けよカイザーっ!」
カイザー「それはそれは、クソ無理なお願いだな。わかんねぇのか? お前が他の奴に気を許してるのが、俺には“裏切り”に見える」
潔が言い返そうとした瞬間、唇がふさがれる。
深く、激しく、まるで何度も確認するようなキス。
カイザー「……お仕置きだな?」
熱がにじんだ瞳が、潔の奥を見透かしてくる。
言葉にできないまま、潔は小さく頷いた。
そ れを合図に、カイザーの手が潔の服の裾をまさぐる。
その手つきはいやらしいほど慣れていて、でも、どこまでも愛しさが滲んでいた。
カイザー「……お前の全てを、俺だけのものにする。」
言葉通り、指先が首筋、鎖骨、腰骨――ひとつずつ、“印”を刻むように触れていく。
潔の息が上がるたび、カイザーは嬉しそうに口角を上げて、
その声をもっと聞きたいとばかりに、さらに奥へと腰を押しつけてくる。
カイザー「もっと鳴けよ、世一。誰かにお前の声聞かせてやるか? お前が俺のもんだって、みんなに教えてやろう。」
その声は甘くて、獣のようで、でもひたすらに“愛”だけで満ちていた。
潔「ばかっ!♡やだ……っ、声、出ちゃ……!んっ、♡んぅ…♡」
カイザー「ははっ、冗談だ。俺がお前の可愛い声を他の有象無象共に聞かせてやるかよ。それでいい。俺だけが聞いてやるから、俺の前でだけクソ啼け」
潔「あぁぁっ!♡♡♡ひっ、ん♡ン♡も、♡おく♡やめて、…!♡♡っあぅ♡」
カイザー「世一…世一…好きだ。愛してる。」
潔「ひ、ぅぅぅ゙〜♡お、れも♡すきっ♡みひゃの、こと♡♡あいしてぅ♡♡ンっ♡ぁ♡ぁ♡」
この夜、潔は何度も名前を呼ばれ、何度も「愛してる」と囁かれ、
何度も、快楽の波に溺れさせられた。
そして朝
まだ腕の中で眠る潔の額にキスを落としながら、カイザーは静かに言った。
カイザー「なあ、世一。次は俺以外と話す前に、ちゃんとキスしてから行け。そしたら、幾分かマシになるだろうからな」
かなり短いストーリーになったんですけどご容赦ください…。
次は何を書こうかな?
ばいば〜い