# 桃赤
# Iris
# nmnm
# BL
・内藤ないこ 中一
・青井いふ 中一
・大神りうら
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体育の授業で、ふと保健室方面を見ると、俺と同じぐらいの歳をした赤髪のポンパをした男の子と保健室の先生が何やら楽しそうに話していた。
誰あれ。サボり?
なんで先生も怒らないんだろと考える。
すると、いつの間にか周りには誰もいなくなっていて、「内藤!!!」と俺の声を呼ぶ大きな怒鳴り声だけが聞こえた
保健室を横目に先生の元へと急いで駆け寄った。
桃「なぁ、うちの学校に赤髪のポンパした人っていたっけ?」
授業終わりの更衣室。
ザワザワとした空間の中、近くにいた友達に問いかけた。
なぜかあいつの事が気になって仕方がない。
モブ「え〜?そんなやつ見たことないけど」
桃「だよな〜。」
もはや、生徒なのかすら分からない。
桃「失礼します」
保健室に来てみた。
「どうしたの?」と保健室の先生が出てくる。
桃「この前、ここに赤髪のポンパの人いませんでした?」
すると、先生は一瞬驚いたような顔をして、右上を見ながら、「いませんよ。」と言われた。
明らかに嘘だ。人は嘘をつく時、右上を見ると俺は知っていた。
それはそうとして、なぜ先生は彼の存在を隠そうとするのか。俺には想像もつかなかった。
だが、なんだかモヤモヤして、気持ちが落ち着かないまま後からの授業を受けることになった。
桃「ん〜??なんで先生隠すんだろ??」
桃「もしかして見間違い?」
桃「いやでも…」
手を組み、授業中でもあろうかとも考えていると、コツンと、机の上に1枚の何回も折りたたんである紙が投げられる。
投げられた方向を見ると、隣の席である「青井いふ」がニヤニヤとしながら俺の方を見ていた。
投げられた折られた紙を開くと、「先生の顔見てみ」と書かれていた
「へ?」と不思議に思い先生の方を見ると、今にでもキレそうな顔をした先生が俺を見ていた。
先生「内藤。教科書を読めと言っただろう。」
先生「話を聞きなさい」
桃「……はい…」
青「…ふッ…笑…」
桃「(え笑ってんだけど!!!おいまろ!!!こいつ〜ッ)」
もっと早く教えてよ!!
大人気もなく八つ当たりをしてるが、まあこれはまろにも責任はあると思う。
笑うなんて俺の心はガラスのハートだからこれは有罪だ。
青「赤髪のポンパ……?」
桃「うん。この学校にそんな子いたっけ??」
休憩時間。まろに尋ねてみる。尋ねた人、みんな知らないと言っているし、別に期待はしていなかったが、一応聞いてみた。後、さっきのことでまろに何か奢ってもらおうと。
青「あー…」
青「うん。いたよ」
返ってきた返答はとても意外だった。
青「あいつ…りうらっていうんだけど、いじめが原因で保健室登校になってるんだって、」
青「先生たちがあんまり他の奴らと関わらせないようにしてるんだよ」
桃「え、ぁ。そう、なんだ…」
虐められてたんだ。
あんな子が、綺麗な顔をしていた子が、
だからなのだろうか。
よく分からないが、
それ以上のことは聞けなかった。
桃「……」
今日2度目の保健室。
いつもはあまり行かないので、珍しいっちゃ珍しい。
保健室の扉を2回ノックしてみるが、先生の声はしない。
職員室にいるのかな?と思い、でも一応扉を開ける。
赤「ッぁ…」
そこには、ポンパくんがソファーの上に座って、驚いた顔をして俺の方を見ていた。
赤「えッ、な、なんで!?」
桃「ぁは…」
彼のその顔は思ったよりも整っていて、これがいわゆるイケメンか…と感心する
赤「だれ」
彼は思ったよりも小柄で、色白でやせ細った体をしている。
桃「俺は内藤ないこ!」
赤「ふーん。」
桃「えッ、名乗ってくれないの!?」
赤「そんな簡単に名前言うほど軽いな男じゃないからね」
指をさしてそう言われる。え、なんか可愛い。
桃「(まぁ…元々名前知ってるんだけど…)」
赤「…なんか久しぶりだな。人と話すの。」
桃「クラスに戻ろうとは思わないの?」
赤「まあ、こっちの方が楽しいし、……田中先生も優しいし。」
桃「田中先生って保健室の?」
赤「うん。よく気遣ってくれる。」
桃「へ〜、」
最近あったこととか、楽しかったこととか嬉しかったこととかを、本当に楽しそうに話す。
彼は笑顔が絶えない素敵な人だ。
そう思った。
赤「ねぇ。またここに来てよ。話そう?」
桃「いいけど。今度は俺の友達もつれてきていい?」
赤「…いいけど、怖い人じゃないよね?」
桃「なんだよ笑 怖い人って笑」
桃「大丈夫だよ。幼児化する変なやつだけど」
赤「え何それ意味深…」
2人顔を見合われて一緒に笑う
暖かい。この雰囲気が、彼の笑みが。
桃「じゃあ俺、そろそろ戻るから」
そう言うと、ポンパくんは思い出したかのように俺に話し出す
赤「あ、そういえばりうら2年生だから、ないくんの先輩ね。」
桃「え」
最後に爆弾発言をされた。
え、先輩なの……??
ハッと自分が言った言葉を思い出す。
桃「(めっちゃ馴れ馴れしいじゃん。俺……)」
なんだか今日はすごい日だったな〜と、帰り際思ったのだった。
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ようわからん よーーーーーー
「稲荷くんの奇妙な日常」
と言うやつを 書こうか 悩んでる
推理小節風のホラー作品です
たぶん。。
コメント
2件
田中先生とかめっちゃ聞き覚えあるんだけど ...... 田中って多いよなやっぱり 🙃 桃赤助かる 😇💗 桃さんめっちゃ先輩ずらしてんのちょー可愛い