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2人とも高校生(幼馴染)
全然ウブ
rbru
rb「」
ru『』
他〈〉 《》
rb視点
よし、できた。
え?何が出来たのかって?これは交換日記です。そうそう、あなたが想像してる交換日記で合ってますよ。
子供っぽくないかって?そんなの俺も分かってますよ笑高校生にもなった男子が未だ交換日記って笑
でも俺がこれを辞めない理由があるんです。
翌朝
「はい、じゃあ次小柳君の番」
『うい。あざす』
この素っ気なく話す彼は小柳ロウ君。俺とは幼馴染で、しかも小中高ずっと一緒なんです。
そして、俺の初恋の人。
俺がこの交換日記を辞められない理由は、大好きな小柳君と小学生のときから続けているからなんです。
あれは俺たちがまだ小学2年生の頃でしたっけ…?とある授業でクラスの皆んなに手紙を渡し合おうというものがありました。それが案外俺と小柳君のあいだでハマってしまって。初めは俺が家でも学校でも1人でいることが多かったからって理由でだったけど…
正直こんなに長く、ほぼ毎日のように続くとは思ってもいませんでしたね〜。てっきり自然消滅するかと思ってました笑
悲しいことに高校では小柳君と1度も同じクラスになれませんでしたが、逆に話す話題が増えるため全くと言っていいほど飽きることはありません。
「次は何を書いてくれるのかなぁ〜。」
今日もウキウキで学校に行く。
数日後
「あれ??今日も入ってない。」
俺は自分の机の引き出しやロッカーの中を漁る。
妙ですね〜。こんなに遅くなることは今までなかったのに。
……もしかしてもう飽きてしまったのだろうか。いや、小柳君は絶対にそんな酷いことはしない。そうだ。忙しかったんだ、きっと。
と何の根拠もないのに勝手に自身を宥めていると同じクラスの男子2人が教室に入ってきた。
〈あいたいた笑〉
《おい星導〜笑これお前のか?笑》
「あ、それ」
俺と小柳君の、、
俺がちょうど今探していた交換日記。何日も見ていなかったから一気に肩の力が抜けた。
でもなんでこの人達が持っているんだろうか…
別に俺と仲が良いというわけでもないのに。
〈お前の席の近くに落ちてたから拾ったんだけど〜〉
「あ、そうだったんですね。ありがt…」
〈まだこんなことやってんの?笑クソオモロいんだけど笑〉
「…え?」
思いもよらない言葉が返ってきて、一瞬時間が止まったように感じた。
〈ガキじゃーん笑俺だったら恥ずかし過ぎて生きてらんない笑笑〉
「…返してくださいっ!!」
《えぇ〜どーしよっかなぁ笑》
「ちょっと!!!」
ドンッ
〈痛ってぇ!〉
「あ、ごめんなさ、」
明らかに嘲られているなと感じたため、俺は怒りのあまり無意識に相手を強く押してしまった。
《は??お前何してんだよ。冗談のつもりだったのにさぁ》
《わざわざ人がいない放課後に来たっていう俺らの優しさだったのにな。まじないわ〜》
〈なんかイラついてきた。元々お前のこと気に食わなかったからなぁ、いっつも女子にチヤホヤされて。〉
〈さっき押されて俺怪我したし、コイツのこと殴ってもいいよな?〉
《いーねいーね笑ついでにこの日記も皆んなに晒そうぜ笑笑》
「や、やめてくださいっ!」
《はい、カメラ回したよー》
〈じゃいきまーす笑〉
あぁ、これいじめってやつだ。
胸が苦しい。涙が止まらない。我慢しろ、俺。
俺はポタポタと床に溢れている涙を見つめながら乱れた呼吸を必死に整えようとした。
『おい教室で何してんだよ』
頭も口も上手く動かない状況の中、ずっと昔から毎日のように聞いてきた、落ち着くような声が聞こえた。顔を上げると淡いブルーがかったシルバーの髪の人が俺を庇うように立っていた。
『それ、返せよ』
〈あ?お前確か、他クラスの…小柳ってやつか〉
《あー!はいはいこいつかぁ噂の。》
《ねぇもしかしてヤンキーくんがこの交換日記のお相手さん?笑》
『だったらなんだよ。』
〈えぇ!ギャップ〜笑〉
『別に俺らが勝手にしてたってお前らには関係ねーだろ』
〈いやいやいや、でもなんかダサくね?笑〉
『は?わざわざ手で書いて、時間かけて、気持ち伝える。それを笑う方が、よっぽどダサいと思うけど?』
『…案外楽しいからさぁ、お前らもするか?』
《〈ひぃ、、〉》
小柳君は俺に背中を向けている状態で今どんな表情をしているのかわからない。でも相手の反応を見たところ、だいぶ怒っているみたいだ。
『あとその動画、消しとけよ。消さなかったらどうなるか、分かってるよな…?』
《ッい、行こうぜ…》
小柳くんは細い身体で、力が入らなくてうまく立てない俺の手を引っ張り、自身の肩に腕を回させ体を支えてくれた。
小柳くんの体温が伝わってくる。必死だった呼吸も落ち着きを取り戻し、ようやく今の状況を飲み込めた。人ってこんなにもあたたかいんだ。
「小柳君、ありがとうございます。」
『あ?なんのこと?』
君はまたそうやって知らないふりを…いや、鈍感すぎて本当に分かっていないのかもしれない。
そんなことどうだっていいんだ、俺のために庇ってくれたことには変わりないんだし。
『てかこれ破れてね??』
「えぇ!ほんとじゃん」
俺が押してしまった時にきっと破れたんだ。俺と小柳君の思い出が沢山詰まった本。こんな簡単に壊れてしまうなんて、、
でもまだ傷ついたのが日記でよかった。もし小柳君の顔だったら…
「…はぁ〜、今後交換日記は出来なさそうですねぇ〜」
『は?やめんの?』
「だってもし次、小柳君が目付けられたらるべち、嫌だもん。」
『いやわざわざそんな事でやめなくていいだろ』
『あ、でもお前さっきみたいにまた泣くか。やめるか?笑』
俺の頬にこぼれる涙を拭きながら小柳君は言う。
「ちょっと、それはノンデリ過ぎない!?」
も〜真剣に考えてたのに小柳君はッ!!
眉をハの字にしながらごめんって笑と軽く笑う小柳君が視界に映る。
でも良かった。これからも小柳君と交換日記が出来るんだ。
せめて俺が、いつかこの気持ちを伝えるまでは…
「というか小柳君が小学生の頃からこういうの続けてるの意外なんだけど。めんどくせぇーとか言ってそうなのに笑笑」
『そりゃあ…中学、高校に上がるにつれて話す機会が少なくなって、その……さみしくて…?』
「!?!?」
で、デレた!?小柳くん熱でも出たの!?
小柳君ったら、本当にずるいなぁ。
…そんなの俺が先に言いたかったのに。
あ、いいこと思いついた♡
えいっ
『はぁ!?お、おま、何手繋いでんだよ//』
「いや〜今エモい?ってやつかなって。」
『意味わかんねぇよはなせ!//』
「離しませーん笑」
さっきまで俺のために助けてくれてすっごくかっこ良かったのに、今はこんなに照れてる。
コロコロ表情が変わる小柳君はとても可愛いんですよ〜。
俺だけしか知らない小柳君を俺が幸せにしたい。
これから一年程勉学に励みますね…
つまりは投稿頻度が激減します😑