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「なんか、ごめんね。応援団の練習で待たせちゃったのに家まで送ってもらっちゃって……」
「いや、俺がギリギリの時間までカイと一緒にいたかっただけだから本当に気にしないでくれ」
良平君と一緒に帰る事になって、家の前まで送ってもらって……
今まで男の人にこんな女の子として扱われた事がなかったから頭が全然追い付かなくて調子が狂ってしまう。
いつもなら人と会話するのは得意なはずなのに、今日は絶対上手く話せてなかったよ……良平君がリードしてくれたから何とか乗り越えられたけど。
……帰り道時間経つのあっという間だったな。
また良平君と一緒に時間を過ごしたいと思った。
その為には……
「あっ!あのっ……良平君!良かったら連絡先交換しない?」
「……」
良平君は目を見開いてキョトンとした顔をした。
「だ、だめ……だった?」
「駄目なわけないよ。カイの方か**************
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