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今日、椛と喧嘩した。
きっかけは些細な事だった。
私は力が抜けて畳に突っ伏している。
今は椛から逃げて、はたての家に転がり込んでいる。
「今週で何回目……?」
はたては、こちらを見向きもしない。
「なんでちょっと呆れてるの!」
「どうせ、文が原因でしょ」
言い返せない……。
たしかに、喧嘩は今週で3回目だ。
はたてがこっちに顔を向けた。
私はバツが悪そうに目を逸らす。
少し息を吐く。
「寝てた椛の、尻尾掴んだだけ。」
少し不機嫌な声で話す。
「やっぱり……」
はたては、原因を聞くとため息をついた。
こちらに向けていた顔を逸らし、立ち上がる。
「お茶持ってくる 」
はたてはそう言うと、部屋から出て行った。
部屋で1人残される。
( 椛、まだ怒ってるかな……)
少し体を起こして外を見る。
新聞が見えた。
近づいて見てみると、見覚えのある新聞。
私が先週出したやつだ。