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悠翔と敦或は、些細なことで喧嘩して二人共しばらく距離を置いていた。
いつもなら図書館で集合して、遊ぶはずの休日も、悠翔と敦或は姿を現さなかった。LINEでも、電話でも、全くやり取りしなかった。
1ヶ月後、悠翔と敦或が休みの休日がやってきた。やはり、悠翔も敦或も図書館には現れない。悠翔も敦或も、図書館になんて、行こうともしなかった。
「…お腹すいたなぁ」
悠翔は呟いた。せっかくの休日だし、どこかに食べに行こうと考えたのだ。悠翔は、コートを羽織り、財布を持って家を出ようとした。だが、玄関で足が動かなくなった。悠翔は玄関で立ち止まっていた。心は行きたいと思っているのに、体が動かない。なぜだ?悠翔は考えた。そして、一つの答えにたどり着いた。
「…敦或がいない」
その日、敦或も同じことを考えていた。敦或はベッドに寝転がっていた。敦或も本を読みに図書館へ行こうとしたが、一人では行く気にならないのだ。
敦或がいたら…
悠翔がいたら…
その日の夜、敦或は悠翔に手紙を書いた。「悠翔と喧嘩しても、君がいないと寂しい。これからはもっと話し合おう」と。翌日、悠翔はその手紙を読み、涙が止まらなくなった。
二人は再び手を取り合い、強い絆で結ばれた。喧嘩を乗り越えた彼らの愛は、以前よりも深く輝いていた。