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旧国ナチは仕事の他に絵を描くのが好きだ。

自身は「下手だから見ないでくれ」と皆に行っているがみんなからは「めちゃくちゃ上手い」「これが下手とかふざけるんじゃねぇ」と言われている。

暇になった時また仕事が一段落ついた時落書き程度に紙に書くことがある。

これまた上手くみんなから褒められる。

ナチ自身は「下手だから…………やめてくれ………」と言っている。

そんな感じで同じ絵を描いているフランスは少しほんの少し本当に少しめちゃくちゃとても年下のそのナチの画力に少しだけ本当に少しだけ妬いていた。

教えて貰おうとしても「俺は下手だから他の奴に頼んだほうがいい」と言われる始末。

そんなこんななのでいつもフランスはナチのメモ帳またはスケッチブックを取るのだ。

理由はナチの絵が上手いから。

フランスも絵がとても上手いがナチの方が上手いと思っているのでちょっとだけ本のちょっとだけ妬いているだけなのだ。

今日も今日とてフランスはナチのメモを勝手に取る。

「おいフランス返せ」

「嫌よ」

「何でだよ。下手だから見ないでくれ」

「何言ってるの貴方。これの何処が下手なのよ」

「まだ下絵なんだが」

「は?下絵?コレが?」

「下手だから…………な?フランス。後で何か奢ってやるから返してくれ」

「………や」

「フランス………」

「貴方絵が上手いもの。描き方を教えてくれたら返すわ」

「何で上から目線なんだ…………」

「ふんっ」

(はぁっ…………こうなったら中々返してくれないんだよなぁ…………本当に下手だから返して欲しいんだが…………しょうがない……………やるか………)

「…………?ナチ君?」

「お嬢さんそのメモ帳は大事なものなので返していただけませんか?」

「なっ!?」

「それは大切な物なんです。お嬢さん」

「あっ…………なっ…………」

(よし後一押しだな)

「お嬢さん。返して……………頂けませんでしょうか?」

「もっ………本当にっっ…………ずるいわ…………」

「ありがとうございます」(ニッコリ)

(早く帰って寝よう…………疲れた………)

「こっ今度!!今度奢りなさいよっっ!!」

「……………嗚呼。フランスの好きな菓子を今度奢ってやろう。それでいいな?」

「ふっふん!!それでいいわっ」

「何をそんなに焦っているのかは知らんが、フランスも早く帰れよ。上司多分心配してるぞ」

「わっ、わかってるわよ!!!!」

「んーなら先帰るな」

「……………本当に……………ずるいわ」

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