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予備校。

絵の具の匂いが染み付いた校舎をみて、懐かしさに浸る

「…キャンバスあるけど桑名さんおらんな」

ほな、授業あるから、俺行くわと、橋田と別れる

桑名さんといつも話したあの階段の方から涼しい風が吹いていた

期待を込めながらその階段を登っていく

その階段の先には、いつもと変わらない彼女の姿があった

「桑名さ…!」

彼女は寝ていた。

寝不足なのか、うっすらクマが目の下に浮かんでいる。

その時、彼女の瞼がピクリと動く。

「ん……!?矢口!?」

彼女はとても驚いている。

「久しぶり桑名さん」

「………久しぶり励ましにでも来た?」

相変わらず勘が鋭いようだ。

「……もう浪人生見下してないんだな」

「……嫌味ならやめて。私ももう浪人生だよ?」

これは失礼。と会釈を挟む。

「…今日空いてる?」

とダメ元で聞いてみる。

空いてるよ。という返事が返ってきて少しうれしくなったのは気の所為ではないはずだ。

「じゃ、カフェで落ち合おう私おすすめのカフェ知ってるんだ」

そんな会話を交わして、一旦桑名さんと別れた

第三話へ続く

青い美しさを君が教えてくれたから

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