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2時間後。
橋田も来るという連絡を受け、少し時間を遅め、
時刻は午後9時を回ったところで桑名さんと橋田と再会した。
「橋田もなんだかんだ久しぶりだね」
「そやな。」
という会話を交わしている2人を眺めながら、カフェへ向かう。
「ここだよー」
という桑名さんの声で大人っぽいカフェへ入る。
それぞれコーヒーと、ジュースなどを頼む。
「桑名さん、コーヒー飲めんの意外と子どもやなぁ」
と、笑い混じりに橋田が喋る。
「怒るよ~?」
と、桑名さんが笑いながら言う。多分キレてる。
「久しぶりに矢口に会えて嬉しいよ」
と、改めて言われる。
「俺も」
なんて、何気ない会話を交わす。
そして、気づくともう10時半だ。
勉強せなと、橋田は帰っていった。
「この後どうする?」
「私、予備校2日休みなんだ。……空いてる?」
軽く頷く。
「二人で遠く行かない?」
予想外な返答に戸惑うが、せっかくだしと、OKした。
そして、二人で決めた結果、北海道へ行くことにした。
第四話へ続く